大好きな人や親密な関係を壊してしまう理由とは【人間関係・背負い込んだら背負い投げ】

人間関係
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こんにちは。大阪のリトリーブサイコセラピー・心理セラピストの福満です。

寒くなったのでようやく冬物を片付けていたら今日が終わってしまいました。

1年も1日もあっという間の今日この頃です。

さて今日のテーマ。

「人間関係が長続きしない」という人、いるんじゃないでしょうか。、、、本当に信頼できる人なんて数人いたら十分ありがたい。それも真実だと思います。

でもこんな経験はないですか?

友人でも会社の同僚でも、恋人でも。ひと時はものすごく親密になる。

毎日連絡しあったり旅行に行ったり。色んなことを報告しあう。でもあるとき、

険悪になって全く会わなくなってしまう。。

その相手は

  • 大好きな人
  • 尊敬する人
  • とても親密な人

だから、疎遠になるときにはいろいろと嫌な思いをすることも多いんですよね。

どうしてあんな人をあんなに好きだったんだろう。どうしてあの時あんなに嫌いになったんだろう。どうしてあんなに追いかけたんだろう。

後でその人との関係を振り返るとそんな感覚になる。

蜜月→破局のような人間関係を繰り返している感覚はありませんか?

今日はそんなお話です。

「人間関係面倒くさくなるのが嫌なんだよね」

出会った最初ってみんな、遠慮がちだったり控えめだったりしますよね。

この人はどんな人かな?なんて恐る恐る近づいたり。多かれ少なかれ相手との距離を保ちながら少しずつ仲良くなる事が多いんじゃないかな。

人への恐怖が強い場合ほど、それは警戒心となって現れます。

習い事や転職やアルバイト先でも「別に友達作りに来たわけじゃないから」「人間関係面倒くさくなるのが嫌なのよね」「変な人に巻き込まれたくないし」なんて思ったり。

実はそういう人「人への恐怖」が強いかも、、。ちゃんと断れたり、巻き込まれない、適切に人間関係が築ける人は人間関係をそこまで面倒くさがる必要性がないからです。

だから

この「人への恐怖」の感覚が強い人は必要以上に最初は人と距離を取りがちなんです。

ですがだんだん時間がたつと少しづつ相手と話したりして、気が合うな!!なんてことが解ってくると仲良くなったり、親しい関係もできてきますよね。そしてどんどん親しくなっていきます。

これが冒頭で話した「蜜月」の始まりです。

親しくなってめでたしめでたし♪なら良いんですが、、。

「人間関係が続かない」人にとってはこの「蜜月」は「破局」への始まりなんです。

「人間関係=一心同体・お世話・支配・コントロール・依存」

 

この「仲良し」「蜜月」の時期に何が起こっているのでしょうか。

このパターンで悩む人の多くはここで急に相手との距離を詰めて濃くします。

最初は必要以上に、怖がって遠くから関わらないようにしていたのに今度は、、

→必要以上に近くなるんです。

そしていつの間にかこんな感覚を持っていきます。

  • 自分と一緒の意見で居てほしい。違うと不満、不安になる
  • 自分を大事に扱ってほしい
  • 相手ができないことは自分がやってあげたい感覚になる
  • 嫌われたくないので言いたいことが言えなくなり我慢や不満がたまってくる
  • ほかの人間関係が疎かになり相手との関係に依存していく。

 

との距離が近くなり親しくなると「お世話役」なっていってしまう。これ、相手を抱え込んだり背負い込んだりしている事です。それと同時にどんどん依存していく。

信用できる。仲がいい。それが、一心同体であるような感覚。そうでなければ不安。

だから共感を強制するような感覚や。相手に嫌われ去られないために我慢してお世話する感覚。

この感覚、、感じたことないですか?

そしてこの関係って

相手からしたら、

  • 苦しいし鬱陶しい。

そして、あなたからすれば

  • こんなにしてあげているのに!
  • わかってくれない!!
  • 私のこと嫌いなんでしょう!

そんな怒りと悲しみと恐怖の感覚がたまっていきます。

その感覚がいっぱいいっぱいになった時に関係は「破局」を迎えます。

 

「悪いのはあの人だ!」「こんなにしてあげたのに」という感覚

 

  • 相手が、あなたの重苦しさに耐えきれなくなったとき。
  • あなたが、相手を抱え、背負う重さに耐えきれなくなったとき。
  • あなたが、相手が去る怖さや、わかってくれない事への怒りが爆発したとき。

「もう!いい!!!」「さよーなら!!」となって、人間関係を放り投げてしまう。

そのグループから疎遠になったり、別れを告げたり、絶交したり、けんか別れしたり。

そうやって「あなたが破壊」しているのかもしれません。

でも「破局後」って、

「こんなにしてあげたのに」「わかってもらえなかった」という感覚があるので「相手がひどい人だったのだ!!」と感じやすいんです。

そしてますます「人間不信」になっていくし、「人が怖い」感覚を強化します。

だからまた、次の出会いの場面でも「人との関係で必要以上に距離をとる」を繰り返してしまうんですよね。前よりもっと酷くなりながらのループです。

これを繰り返す人生はどうなっていくかな。

好きだった、尊敬した、仲良くしてた、あの人ともこの人の事も、

「ひどい人だ!」と感じながら、険悪になり疎遠になりやすい人生。

これって、ほんとに「信頼できる人は数人いたらOK!」という話だと思いますか?

人間関係=「         」

そもそも。

人との関係を「こんなに●●してあげる」で成り立たせようとしたのは誰でしょうか。

そしてそもそもですね。

人の事は背負ったり、抱えたり、そうやってお世話したりコントロールしたりできるもんじゃないんです。

だから鬱陶しいし疲れるし腹も立つ。

でもそうやって、「人間関係」を作ろうとしてしまうのは、あなたの「癖」なんですよね。

どこかのタイミングで、覚えた癖。

そして無意識にそうしてしまうほど、身についたやり方。

こそしてその裏には、こうやって・背負ってお世話して抱えてコントロールして、、一心同体なほど同じじゃないと、「嫌われてしまう」という恐怖と表裏一体です。

これを変えたい!!と思うかどうか?、、、なんですよね。

「あの人が悪い」「人間関係ってそんなもんだ」「面倒くさい」だからこのままでいい。

そう思うか、

人間関係のその繋がり方を「変えたい」のか。

「人間関係って●●なんだ」の「●●」を決めるのは自分なんです。

そうそう。

これは長年培ってきた「癖」で「生き方」です。

「生まれつき」なんて言葉であきらめなくて大丈夫です。

誰とのつながりで身に付けたのか。

この握りしめた癖と恐怖は、いつからどんな感覚と紐づいているのか、、、

その根底から丁寧に扱っていく事で、解決することができますよ。

おしまい

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ではまた~~

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