ずっとしんどいのは「絶望」と「義務」で生きているからかもしれない

不安
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こんにちは。
リトリーブサイコセラピー、大阪の福満 多岐子です。
先日トレーニングの最中に、三浦春馬さんの訃報を聞きました。私は特に大ファン!ではなかったのですが、それでもやり切れない気持ちになりますね。

原因は色々な情報やヒントを含めしばらく話題になると思います。わからないからこそ知りたくなってしまうけれど。。。本人もなぜなのかわからないのかもしれないとも思います。あの日だった事にはっきりした理由はないかもしれない。

様々な過去の彼の言葉が取り沙汰される中で、私が印象に残った言葉は。彼が好きだった恋人と別れた時のエピソードの中の「今日別れないとこの日を逃したらまた辛い日が続く。」という言葉。
生きている日々にも、もしもその辛さを抱えていたのかなと思います。そしてこれもまた、私のただの憶測でしかありません。彼の気持ちに思いを馳せることはできても、その気持ちや事実を本当にわかることはできません。誰にも、です。
もし「自分と同じだ!!!!」と今感じている人がいたら、それは違います。彼と自分は
似てても同じではない。「同じだ!」と感じたらそれは同一視であり、また、投影です。
彼が今、安らかであればいいなとただ思います。そして私は「コンフィデンスマンjp」をみようと思います。楽しんで、見ようと思います。うん。
 
さて今日のテーマは「ずっとしんどいのは「絶望」と「義務」で生きているからかもしれない」です。
みなさんはこんな事を思った事はありませんか?
例えば、何かに失敗した後。例えば、失恋した後。
でももしかしたら、何かを達成した後にも感じるかもしれません。
「ああ、また1からやらないといけない。」そんな感覚。
もう、何もかもめんどくさい。。。はあ。。果てしない。。。
でも、やらなきゃ。
 
本来なら喜べるはずの・達成した時
悲しいはずの・失恋
全然違う感覚なのに、なぜか同じ感覚も持っている。
嬉しい!
悲しい!
どちらにも浸り切れないような。どこか破れかぶれなような。孤独のような。焦りのような感覚。
 
  • めんどくさいな。。
  • ああ、終わってしまった。
  • 達成したけどこれじゃないような言い知れぬ不安感。
  • 次の目標に向かわなきゃ。。
  • 立ち直らなきゃいけない、、、
  • もう逃げたいけど、逃げれない。。
  • 時々死にたくなる。
  • いつも追い立てられているような感覚。
常にあるその感覚。ずっと不安でずっと頑張っていてずっと隠し事があるような、恐怖を押し隠しているような感覚。止まりたくても止まれないようなその感覚です。

生きることが義務で苦行で果てしない理由

実はこの感覚を持ってる人って多いんです。
これ、実はある意味、人生に絶望している状態なんです。
でもそれと同時に、生きなければならないとも感じています。
 
これは強い強い、相反した感情。
そしてダブルバインドです。
 
進まなくてはいけない。
でも
進んでも進んでもゴールはないし、本当に良いことなんてない感じがする。
そんな感覚。
 
当たり前ですよね。
だって達成感を味わえるはずの時でも、そこに浸りきれないわけなので、人生で
わーい!うれしい!やった!!
と、いう感覚を本気で味わってないんだもん。
 
これ、辛いんですよね。
でも、理由があるんです。

依存的な親からの要求は果てしない

欲しいものを素直に欲しい!と自分の力で一生懸命手を伸ばしたとしたら、それが手に入ったら嬉しいんです。手に入らなかったら悲しいし悔しいよね。
 
でも、自分が不安だから満たされないからといって、「何か頂戴!!!不安を消して!!何かで満たして!!!!」と誰かに依存してその人から差し出されるものをただただ受け取っていたらどうでしょうか。
何を渡されても、
「これじゃない!!」と苛立ちます。
「これじゃないから次!」際限なく果てしなく要求は続きます。
手に入らなくても悔しいより悲しいより「早く持ってきて!!」と腹が立ちます。「相手に」ぶつけたくなります。
この「不安だから人に求める」ということを子供にしている依存的な親
感情を子供にぶつけて、果てしない欲求を繰り返し、出来なかったら責める、出来ても決して満足せず次を求める。そんな親の元で、頑張ってにそれに応えてきた。または応えきれなくて苦しかった。
そんな幼少期を過ごした人が実はこの、
人生が絶望で、果てしない逃げられない義務に感じる。
そんな感覚を根底に持ちやすいんです。
だって依存的な親の欲求は終わることがないから。満足する事がないから。
そしてそこから逃げ出す事は許されないし、そんな事したら子供は生きていけないから。
そして何より子供って親に喜んで欲しいものだから。だから頑張り続けるしかない。
 
そんな幼少期の感覚が大人の今もあなたの中に残っているからです。

「自分の人生」を生きることが、達成感や安心感につながる

これは誰かの期待と自分の人生がごっちゃになってしまっている状態です。
本当はしんどかったら逃げてもいいし、達成したら喜んでいいんです。自分の幸せのために生きていい。なのに、それができない状態です。それがよくわからない状態、なのかもしれません。
 
この感覚を持つ人には実は前向きな頑張り屋さんが多いんです。だから余計に疲れてしまう。
その裏の絶望にもやりきれなくなってしまう。
なんとかしようと頑張ってしまう。頑張ったらできそうな気がするから。次こそは喜んでもらえそうな気がするから。
 
でも、どんなに頑張り屋さんでも、人の人生は背負えません。
 
誰でも自分の人生は自分にしか生きられないんです。誰かの期待を生きようとしていたら、お互いがその人生の達成感を結局は奪い合ってしまう事になります。どちらも満足はできないんです。
だから、この感覚を自分の中のどこかにもっているな、と気づいたなら。まずは「自分の人生だけを自分の手に取り戻す」ことが必要です。
 
絶望感をバネに義務の人生を生きるのではなく、本当のあなたの望む人生を生きるために。
この幼少期の感覚と向き合っていく事、癒していく事で、この問題は解決していく事ができますよ。
 
それではまた〜

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