きょうだい喧嘩を諦めた日――家庭内いじめの中で、あなたが黙るようになった理由

人間関係


兄弟姉妹で喧嘩するのを諦めた日
兄弟姉妹で喧嘩をしなくなった理由

それは、仲良くなった日ではないんじゃないかな。

大人になった日でも、
分別がついた日でも、
心が成長した日でもない。

それは――
「もう言っても無駄だ」と、あなたがコミュニュケーションを諦めた日、、かもしれません。

本当は悔しかった。
本当は腹が立っていた。
本当は泣きたかった。

でも、それを言えば
・「また、あんたがやったんでしょ」と私が悪いことになる
・「お姉ちゃんでしょ」「そんなことぐらいで」と言われる
・話を聞いてもらえない
・家族の誰も自分の味方をしてくれない

それを何度も経験すると「兄弟げんか」をやめます。

争わない子になったのではなく、
傷つかないために、黙る子になる、ということです。

きょうだい喧嘩をやめた理由は「優しさ」ではない

兄弟、姉妹で喧嘩をしない子は、
「優しい」「大人」「しっかり者」「良い子」と言われる事が多いです。

でも、その内側では
・悔しさ
・怒り
・悲しさ
・孤独

が、行き場を失ったまま残っています。

「どうせ私が我慢すればいい」
「言っても変わらない」
「これ以上傷つきたくない」
「自分が意見や気持ちを言うと家の中が揉める」

その悲しみや絶望が大きすぎて、

・嫌な事を嫌という
・自分が欲しいものを取りに行く
・気持ちや意見を言う
・自分の正しさをわかってもらおうと頑張る
・理不尽を跳ねのける
・信頼できるコミュニュケーションを作る


そんな事を、すべて諦めてしまいます。

それは本当に「きょうだい喧嘩」だったのか

本来、「きょうだい喧嘩」は
・対等な立場で
・感情をぶつけ
・最終的に関係が修復され

→・より深い関係性が作られる

という前提があります。
だからこそ、人間関係やコミュニュケーションを学べるし、それが家族という「安心」の中で行われることは
「きょうだい喧嘩」良さでもあるんです。

そして成長して、コミュネーションの方法が変わったり、境界線が引けたりして
きょうだい喧嘩は減っていくのです。

でも、もしあなたの家で
・攻撃されるのはいつも自分
・注意されるのも自分
・我慢を求められるのも自分
・相手は守られ、自分は放置される

そんな構図が固定されていたなら、
それはもう「きょうだい喧嘩」ではありません。

家庭内いじめです。

争う権利すら与えられない関係の中で、
子どもが選べる道は多くありません。

黙る。
諦める。
感情を引っ込める。

それしか、居場所を守り、生き残る方法はなかったのかもしれません。

きょうだい喧嘩が、家族内いじめになる理由とパターン

きょうだい喧嘩が、健全に行われず、家庭内いじめになってしまうのは、
共依存や親子逆転の問題と絡んでいます。

例えば、長女・長男、またはしっかりした子供に親が無意識に依存している場合

・お姉ちゃんなんだから
・あなたが我慢して
・しっかりしているのはあなただから
・小さい子をいじめるなんてみっともない

とまるであなたがいじめをした人の様に責められたり、何でも頼られたりしませんでしたか?
長女・長男というだけで仙人のようになれるわけもないのにです。

その中で
「感情を出してはいけない人」
「空気を壊さない人」
「家族のバランスを取る人」

に、いつの間にかなっていきます。そうやって親を助けているんです。

これでは

・私の気持ちは後回し
・関係を保つには我慢が必要
・怒りは出してはいけない

という生き方を学んでしまいます。

これはとても多いですが、それ以外にも沢山のパターンがあります。

兄が弟や妹をいじめていて、それがわかっていても
親が家族の問題を見ていない、兄を溺愛している、兄を恐れているなどの理由で
「いじめられている」という弟や妹の気持ちを



そんなの冗談なんだから大げさに騒ぐ方が悪い
・お兄ちゃんがそんなことするわけない
・お兄ちゃんは大変なんだから少し我慢しなさい

と無視するような例も多いです。

いづれにしても、問題となるきょうだい喧嘩の特徴は

・あなたがいつも責められたり、馬鹿にされて終わる
・あなたの主張のせいで家族が大変とされて終わる
・あなたの主張は聞き入れられない
・家族がみんな自分以外の兄弟、姉妹の味方
・対等に喧嘩させてもらえていない


という事です。

ーーーーーーーどうでしょうか。


大人になってから問題は大きくなる

きょうだい喧嘩を諦めた経験は、
大人になってからの人間関係にも、形を変えて現れます。

・NOが言えない
・不満が溜まるのに我慢してしまう
・対立が怖い
・人の機嫌を無意識に優先する
・突然、すべてが嫌になって関係を切りたくなる
・いじめにあいやすい
・助けて欲しい、が言えない

・人間関係を諦めがち(どうせわかってもらえない、など)
・対人恐怖

「自分の性格が悪い」
「コミュニケーションが下手」
「被害妄想」

そう思ってきたかもしれません。

でも実際は、あの頃、家庭で生きるために最適化された心の使い方を今も続けてしまっている事が原因なのです。

対等に喧嘩させてもらえなかったあなたへ

きょうだい喧嘩を諦めたあなたは、
弱かったわけでも、
冷たかったわけでも、
愛がなかったわけでも、、ありません。

ただ、守られない環境の中にいたという事。
これ以上傷つかないためには、諦めるという方法しか知らなかった、という事。

それは「間違い」ではありません。
でも、今のあなたには、それ以外の選択肢を選ぶ力があります。

対等に喧嘩できない状態だったのは、多くの場合、親の未熟さが根本にあります。

この問題の解決に必要なのは、まずはあなたが今している選択に気付く事。
そしてーーーーーーーー
自分自身を助けてあげる事。
誰もわかってくれなかった、誰も味方になってくれなかったあなたに
あなた自身が味方になってあげる事。
もう、
我慢することで居場所を守らなくていい、と自分に教えてあげる事です。



きょうだい喧嘩を諦めたあの日、置き去りにしたあなたの気持ちを、
今度は、あなた自身が迎えに行く番です。

それが、今とこれからのあなたの人間関係を、大きく変えていきます。

これらを一人でやるのは難しいので、この記事にザワザワしたら
ぜひ、お声をかけてくださいね。
全力でサポートさせていただきます。

あなたの安心感、人との繋がり、尊厳、気持ち、欲しいもの。
どれも諦めていいものではないし、諦める必要もないから。

それではまた!

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