こんにちは。
福満多岐子です。
拗らせて行き詰まった現実を変える
自己否定や欠落感を根本解決する
心理セラピストです
さて今日はインナーチャイルドワークについて。
インナーチャイルドワークとは
インナーチャイルドワークとは自分の中にいる傷ついた子供を癒すワークです。
悲しみや怒りなどをを癒していく。

それによって
・自己否定・思い込み
などを減らし
・安心感や自己肯定感を高め
生きやすくなる効果が期待されています。
トラウマなど幼少期の心の傷を癒す事で、愛着障害、アダルトチルドレンなど心の傷に悩む人の回復のためのアプローチとして知られているのではないでしょうか。
大人の自分がインナーチャイルドのニーズにこたえてあげる。

ある意味親代わりとなってあの頃欲しかったものを与えてあげる。未完了を癒すそんなワークです。
ある意味地味で、でもとってもパワフルで続ければ効果のあるワーク
、、、ではあるのですが
できない人は、、というか、「できない状態の人」には、できないワークです。
そういう状態の人は無理やりするよりやらないほうが良いです。
負荷なくできるようになるまでやらないほうが良いケースが多いです。
インナーチャイルドワークが無理な人
インナーチャイルドワークをしようとしたら
・恐怖が沸きあがってくる
・インナーチャイルドが
怒って自分に殴りかかってくる
・インナーチャイルドを殴りたくなる
そんな人はインナーチャイルドワークより
カウンセリングやセッションを優先した方が良いです。
そして
何で私がこんなことしなきゃいけないんだろう
誰かに自分が受け止めて欲しいのに
という思いがあふれるなら
だってそんな思いで親に接されたら、小さいあなたはどう思いますか?
だからその時は「今自分は自分の面倒を見たくないんだな」「こんなに人に貰いたいんだな」「怒っているんだな」と気づく事の方が大事です。その気持ちが沸きあがる事=ダメではないです。
その場合も、一旦ストップです。
逆効果なインナーチャイルドワーク
もう一つお伝えしたのは
インナーチャイルドワークが現実の問題解決に対してや、回復に対して逆効果になる場合です。
今回はよくある3つのお話をします。
・インナーチャイルドのせいにする
・インナーチャイルドに依存する
・インナーチャイルドをなだめる
もしこれらをしているなら、効果がないばかりか、問題の強化行動となる可能性が高いです。
今回簡単にお話していきますね。
インナーチャイルドのせいにする
これは現実の問題を、インナーチャイルドがこうだからだ!と捉えて言い訳にしてしまっている人です。
「インナーチャイルドが怖がっているからチャレンジできません」
「インナーチャイルドが嫌だって言っているのでその人は嫌いです」
「インナーチャイルドがわがままなので私は人に嫌われます」
というような感じです。
インナーチャイルドワークはインナーチャイルドを受け止めて癒すワークです。確かにその感覚はあるとしても
大人のあなたの問題を、内なる子供のせいにしてはいけません。
インナーチャイルドが怖がっているなら怖いんだね。
とまずは受け止めてあげること。そしてあなたが守ってあげることも必要となってきます。
子供の自分が反応しているとしても、今目の前のその人を嫌ったり、わがままを言ったり、チャレンジをしないのは今の自分です。それを「この子が言うから―」じゃないんです。
「あなたのせいでできないんだ」と親に言われたら子供はどんな気持ちになりますか?
この子が今の自分の気持ちに反したことを言っているとすれば、それはどうしてなのか?何が怖いのか?
そもそもそこを癒すワークなのです。
「幼少期の自分がなんて言っているか?聞いてあげて、それを受け止めて癒す。」その基本忘れてはいけません。
自分の葛藤や、ブラックさをインナーチャイルドの「せいにしている」なら一旦ストップです。
インナーチャイルドに依存する
今日嫌な事があったから、インナーチャイルドワークをしよう!
そして、、、いつの間にかインナーチャイルドに話を聞いてもらっている、というパターンです。
「あの人にあんな事された。嫌だったよね」
「働き過ぎで疲れているのの。。ああ、やっぱり私、無理しているよね」
そうやって共感を求めていませんか?
確かにインナーチャイルドは自分自身なので、、、でも逆なんですよ。
「幼少期の自分がなんて言っているか?聞いてあげて、それを受け止めて癒す。」その基本忘れてはいけません!。
あなたが受け止めてもらうのではそれ、親子逆転状態です。あなたが受け止めるワークです。
いつの間にかそうなっているとしたら、、、これも一旦ストップです。
インナーチャイルドをなだめる
お母さんに愛されたかった
お父さんに見て欲しかった
大事にされたい
インナーチャイルドがそう言っている時に思わず
「もう諦めるしかないんだよ」
「そんな事、思っても仕方ないんだよ」
「代わりに私がいるから、もう泣かないで!」
そんな風に、インナーチャイルドの気持ちを宥めていませんか?
これもやりがちです。
「幼少期の自分がなんて言っているか?聞いてあげて、それを受け止めて癒す。」ここに戻りましょう。
インナーチャイルド、、幼いあなたですよね。
小さな子供が、お母さんが良い!お母さんに愛されたい!
そう思う事は悪い事じゃないです。
その感情を受け入れて寄り添ってあげることが大切です。
「お母さんを好きでいいんだよ」「お父さんを好きなんだね」
まずはそこからです。
そこに抵抗があるようなら、自分の気持ちを受け入れたくない、見たくない、そんな自分に気付けることの方が今は大事です。
インナーチャイルドワークは万能ではない
今回はよくある3つを書いてみました。
このパターンになる人は、まず自分の問題を整理する事が必要です。
そしてもう一つ大切な事があります。
このように、無理のあるインナーチャイルドワークをしたくなる時は、
どこかでインナーチャイルドワークに対して過信している可能性があります。
・インナーチャイルドワークをしていれば、問題が解決する。
ー恐怖が消える、穏やかになる、葛藤がなくなる
という期待
・インナーチャイルドワークができないと、問題が解決しない!
―何とかして、インナーチャイルドを笑顔にしないと。うまくやらないと!
という恐怖
これがあるとインナーチャイルドに「変わって欲しい」と期待してしまいがちです。
どこかで「やらなくては!」という義務感が大きくなって負担になってしまいます。
インナーチャイルドワークで【今の問題】の何もかも解決するわけではないし、インナーチャイルドワークだけが自分を癒す方法ではありません。
他のアプローチや、プロセスがありますよ。
インナーチャイルドワークは、縋りつくような気持ちや、追いつめられながらするものではありません。
ある意味楽しんで、優しい気持ちでできるようになってするものです。

それを忘れないでくださいね。
*現在、福満のメニューにインナーチャイルドワーク単体のメニューはございませんが、必要な場合はオンラインカウンセリングや個人セッション、セミナーの中でご提案しています。
インナーチャイルドについてのご質問などあればその中でご遠慮なくお申し付けくださいね。
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