【心理セラピーとは?】感情の揺れ幅とセラピーの効果について

リトリーブサイコセラピー
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こんにちは。
リトリーブサイコセラピー、心理セラピストの福満多岐子です。
  

拗らせて行き詰まった現実を変える
自己否定や欠落感を根本解決する

心理セラピストです

さて今日は心理セラピーについて。

 心理セラピーとは

心理セラピーとは、心理療法の事です。
私の提供しているリトリーブサイコセラピーとは心理療法の一つです。

セラピーというと、「癒し」という意味だけに捉えられる事が多いですが、
そうではないですね。
下記は厚生労働省提供の厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト:e-ヘルスネットからの引用です。

カウンセリング:心理療法
クライエントや患者が困っていることや悩んでいることを専門家との会話や対話を通して解決または自己容あるいは自己変容していくもの。

カウンセリングと心理療法は、一般的には明確に区別せずに用いられることが多いですが、厳密には異なる点もあります。

カウンセリングは、主に心理の専門家がクライエントや患者の話を傾聴したり受容したりしながら、クライエントや患者の心情や状況の理解に努めることによって、主体的に問題の解決を行っていけるようにサポートすることを指します。

一方で、心理療法はより医学的りモデルによる要素が強く、標的となる症状や状態あるいは解決したい問題などに対しての改善や解決を目的として行われることが一般的です。心理療法には来談者中心療法、認知行動療法、精神分析的心理療法、遊戯療法、家族療法、問題解決療法などいくつかの技法があるほか、近年は患者の状態・状況に合わせて最適なアプローチを選択する「統合折衷型アプローチ」と呼ばれる技法も増えてきています。また、近年は科学的立場に基づく「本当に効果のある方法」による介入が重視されてきており、実証的な証拠(エビデンス)に基づく支援の必要性が強調されるようにもなっています。

リトリーブサイコセラピーは大鶴和江氏が様々な学びと経験から構築した心理セラピーです。

私は、このリトリーブサイコセラピーの理論と効果に納得感を得て、この学びを深め、現在は(一社)日本リトリーブサイコセラピー協会の所属し、認定講師、認定セラピストを務めさせていただきながら、セラピストの活動をしています。

 リトリーブサイコセラピー、福満のセッションとは

リトリーブサイコセラピーとは?という事に関してはこちらで詳しく語らせていただいております。

リトリーブサイコセラピーの特徴は、そもそもの「なぜ悩みを手放せないのか?終わらないのか?」という
その「手放せない理由」にある「本人の得ている無意識のメリット」にフォーカスを当て、「手放せない理由」そのものを終わらせることで悩みを根底から解決していく独自の心理セラピーです。

これをリトリーブサイコセラピーでは心理的利得と呼んでいます。
・共依存
・自己否定
・依存症
・言いたい事が言えない
・罪悪感
・自分優先にできない
・疎外感
・孤独の問題
・被害者ポジションや損な役回り
・生き辛さ・希死念慮

それらを手放したいのに手放せない。。

そんな深い心の問題を、感覚・思考、両方の面から変えていく事が可能なので
・機能不全家族
・アダルトチルドレン
・トラウマ

で問題の解決が難しい方にも、リバウンドなく自分の心と人生を取り戻していけると好評を得ているのです。

上記が私の提供しているリトリーブサイコセラピーですが、リトリーブサイコセラピーは基本の理念や技術を大事にしたうえで(この点は現在の認定講師においては確立していますのでご安心ください。)の
「オーダーメイドセラピー」です。
そこに、セラピストごとの信念や特徴があるのも事実です。

私が特に大事にしているものが会話(対話)です。公平性です。
そして人生を変えたいあなたのサポートです。


あなたの中にある、あなた自身の本音をあなたが言語化できるように
私が質問や会話で、サポートしていきます。
そこにある、本音と、あなたの中の矛盾や葛藤。それを整理しながら、あなたの中に眠っている、あなたの人生を変えられない原因の感覚や感情を一つ一つ扱っていくスタイルです。

それの多くは、捻じれてしまった愛情や、自尊心、深い傷付きや恐怖です。
思い出したくないものを思い出す事もあります。

安心していただきたいのは、こちらが無理やり感情をあぶり出したり、誘導したり、引きずり出したりはしない(無意味なので)ので、すべてはあなたの中から出てきたものを扱います。

見たくない感情であっても、出てきた時というのは、本当はその準備が、もうあなたの中にできている時だからです。

引きずりだしはしませんが、質問によりあなたができる範囲での心の一番底に触れて
根底からの捻じれてしまった愛情や、自尊心、深い傷付きや恐怖を扱うという事です。

●そこまで一番底の感覚に拘るのは、一時の癒しだけでなく、人生を変えたいクライアントには、それが必要だからです。
●あくまでも会話に拘るのは、どう人生を変えてどう生きるかは、あなたのものだからです。


 心理セラピーで大切な事

さてここからは心理セラピーのセッションについて勘違いや間違いがおこりやすい事について
私の考えを書いていきます。

感情の揺れ幅について

心理セラピーでは感情が動きます。
この揺れ幅が大きい心理セラピー(ここからセッションと呼びます)が効果が高いとか
この揺れ幅が小さい心理セラピー(セッション)が安心だとか

結論から言うとそんな事は勘違いです。

思考も大事ですがやはり深いところのトラウマを扱うにあたり
・恐怖
・怒り
・悲しみ

などが噴き出す、あふれる、という事が起こります。

今までなかったことにしていたり、我慢していたりした、奥底に隠していた、あるいは冷凍保存していたあなたの本当の気持ちです。これを感じる事は怖いのです。感じたくないからこそ奥底に冷凍していたのですから。

でも、それが日常で出てきたり(パニックやPTSDなどという形で)、または、そうならないように日常で抑圧しているからこそ、心の問題はおこっているのです。

そこを「日常」ではなく「安心安全のセラピーの場」で扱うので、感情の揺れ幅は大きくなることもありますがそこを避けては問題は解決しません。
でも、大きなトラウマを劇的に扱う事だけが、セッションではありません。



その時のクライアントの状態。
その時の扱う問題に関わる心の領域の反応や心の傷の大きさの違い。
クライアントの安心感の育ち方や段階の問題。
トラウマやPTSDの状態の違い。
感情の感じ方の違い。


様々な「クライアントそれぞれの様態」により、セッションでは時には感情が爆発したり、時には静かに気付きが沸き起こったり、ただただ、自分の悲しみに気付けたり、安心感が広がったり、、、、、、

その時に必要な事がクライアントそれぞれに違います。
どちらが効果があるとか、どちらのセッションが良いとか、、、

そういうものではありません。
というより、そのジャッジこそがセラピスト、あるいはカウンセラーのエゴでしかないのです。
そのどちらも扱える、という事が必要であり、そのどちらかをセラピスト側が理想とすることがおこがましいのです。もちろんクライアント側も、どちらも自分にとっての大切なセッションとして大事にして欲しいと思います。

セラピスト側が、感情を感じる事や扱う事が苦手だったり、良い人でいたいという気持ちが強かったり、
または、人を変えたいとか、目立ちたいとか、賞賛されたいという気持ちが強いと、
・感情の揺れ幅が小さい静かなセッション
を目指したり、逆に
・感情の揺れ幅が大きなセッション
を目指したりという事が起こります。

皆さんに覚えておいて欲しいのは、「どちらもその人の過程において必要である」という事です。
●そしてそれは人によって違う、という事です。

本人の決意や意志について

セッションやカウンセリングは、自分の意志が大切だという意見と、ただただ話を聞いてもらったり癒して貰えば段々と心の問題はおわっていくんだという意見があります。

リトリーブサイコセラピーでは、そして私の提供するメニューでは

セッションやカウンセリングで
「あなたはどうなりたい?」
「あなたにとっての解決とは?」
「あなたはどうしたい?」

と問う場面がよくあります。

人によって、または 心の状態によっては、この質問を
「わからないのになぜ聞くんだろう?」
「教えて欲しいのに!」

と感じたり、
「見捨てられた!」
と感じたりします。

実は私もそうでした。
私は腹を立てていました。「わからんのに!!」って。

この質問はあなたを尊重しているからこその質問です。
あなたの人生はあなたのものだからです。

セラピストは、この世の正解を知っていて、あなたを正しいあなたにするものではありません。


たとえば、人と関わりたくないのに、人と関われるようになるセッションをしても、結果的により問題が悪化するからです。

でも、、、

実際には、恐怖や今までのトラウマが大きいと、そもそも自分の意志がわからない、どうしたいか考えたこともない、ただただこのしんどさが辛すぎる、怖すぎて思考ができない、わからない!!!という状態の時もあります。


その場合は、その恐怖をまずは、どこから来ているのか?をみて、恐怖そのものを癒していく、という事になります。

先ほどの例で言うと、「人が怖くてたまらない」という対人恐怖がMAXな時に、「人と関わりたい」など浮かばないからです。逃げたい逃げたい逃げたい!となってしまうのも当然です。
そんな場合は、まずその恐怖を扱っていく事になります。

これも、前述した「感情の振れ幅」と同じく、クライアントの状態によって、その人によって、オーダーメイドで扱っていきます。

・決意や意志がある、そこに向かう為のセッション
・どうしていいかわからない、恐怖や生き辛さがある、まずはそれを癒すためのセッション


そのどちらが正しいとか、決意や意志がないのにセッションを受けてはいけない、セッションの効果がないという事はありません。

ただし「自分の人生を生きる」「自分の人生の舵を握る」という事において、必ず、自分の意志が必要なフェーズはやってきます。
そのフェーズでありながらいつまでも「どうしたらいいですか?」「自分の気持ちがわかりません」という状態で受け身でセッションを受け続ける事は、結果的に問題をさらに悪化させることになるからです。

自分の人生を変えるための心理セラピーセッション

さて、最後に話は戻りますが、私にとっての「心理セラピー」の原点は、「自分の人生を変える」ということでした。行き詰っていた人生を自分の手で動かす事ができるようになった体感から、本格的に心理セラピーを学びだしたのは37歳です。

心の安心感も大切です。
自分の本音を知る事も大切です。

でもそれだけで終わる必要はありません。
自分癒しのその先に。
リトリーブサイコセラピーのテーマでもある「自分を生きる」「自分の人生の舵を握る」そんな人生に変えたいと思うなら、、、ぜひそこを目指して欲しいと思います。
あなたの手であなたの人生は変える事ができます。
それをぜひ、望むあなたに味わって欲しいなと思います。
だからこそ私は、会話(対話)、公平性、そして人生を変えたいあなたのサポート
を大事にしているんです。


そのためには、今日話した、
・感情の揺れ幅の大きいセッションや
・自分の意志や決意が必要な場面

が必要な場合も多いです。

それを一緒に、乗り越えていく。
色んな感情を受け入れていく。

そんなサポーターに選んでいただければと思っております。

それではまた。

今度こそ自分の人生をかえたいあなたに★


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