喜び楽しみ幸せへの罪悪感ー裏切と罪悪感の法則

罪悪感
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こんにちは。リトリーブサイコセラピー、心理セラピストの福満です。

【動けないシリーズ】です。前回2回は

最後はこれです。

  • 嬉しいことや楽しいことは「絶望感」「苦しみ」とセット

そんなパターンのお話し。

「嬉しい・楽しい・好き!」無邪気に躊躇なく選べますか?

生きていて良かったな、嬉しいなって感じるのって。

やっぱり「喜怒哀楽」でいえば「喜」「楽」の感覚の時ではないでしょうか。

もちろん「悲しみ」「怒り」も大切ですが、、、心地良くはないですよね。

ではもし

  • 嬉しいこと
  • 楽しいこと
  • 好きな事

それが目の前にあるとしたら、あなたは躊躇なく選ぶことができますか?

もし躊躇しそうだとしたら、、、これらと

  • 悲しみ
  • 絶望
  • 罪悪感

そんな感覚がセットになっているのかもしれません。

  • いざ、幸せ、安心、喜び、を選ぼうとするとなぜか選べない。。
  • いざ、やりたいことをしようとすると、できない理由が次々と浮かぶ
  • 自分の喜びをえらぼうとすると「私なんかが」と感じる
  • 何か前向きに決意しようとすると、親の心配そうな顔が浮かぶ
  • 私だけ幸せになっては悪い気がする
  • 幸せだけ選ぶのはずるい気がする

そんな感覚を感じた事ははありませんか?こんな風に

幸せに向かって伸ばそうとした手を引っ込めるとき。踏み出した足を止めるとき。

「私って先延ばし癖あるな~」とか、「遠慮がちなんだよね、引っ込み思案っていうか、、」「なんかね、タイミング悪くてね」などと性格や環境のせいだと思っているかもしれませんが、、

ブレーキになっているそもそもの原因は「恐怖」と「罪悪感」です。

ん??でも、、

  • 嬉しい
  • 楽しい
  • 喜び

それを選ぶのが「怖い」「悪いこと」なんて、、不思議ですよね。。

不思議な人はもちろんですが、「え、ちょっとは怖いのが当たり前じゃない?」「ちょっとはほかの人に悪いことしてる気がするのが普通だよね?」と思ったあなたは特に!!!続きを読んでくださいね。

楽しむことの罪悪感・幸せへの恐怖の正体は?

幼少期、このような体験はありませんか?

  • 自分で好きなものを選ぶと否定されたり見下されたり突き放された。
  • 病気や障害を抱える家族がいて楽しむことを否定される空気だった。
  • 家族以外の人と楽しむと「あなただけ良いわね」「勝手にしろ」などと非難された。
  • 楽しんでいたら「いい気になるな!調子に乗るな!」と殴られたり暴言を吐かれた。
  • 親が可哀そうな存在に見えた。(いじめ、困窮、つらそうにしている)
  • 経済的に困窮していた。
  • 両親のどちらかと仲良くするとどちらかが機嫌が悪くなる。
  • 夫婦仲が悪く「あなただけが頼り」と言われ続けた。
  • 自分が楽しんでいる時に家族が大けがや病気をした。

本来子供って、楽しいことが大好きだし、喜びたいし嬉しくなりたい。でも同時に、、自分だけでは生きていけません

「喜び」を選んだら、、殴られる、傷つけられる、、、見捨てられる、、そんな日常が続くと「喜び」を選べなくなっていきます。だって命と引き換えだから。

選びたいけど選んじゃダメ!怖い!!と自分を止める癖はここで強く形作られてしまうのです。

虐待なんてされてないよ!見捨てられるようなこともなかったよ、、という人もいるかもしれません。。子供って自分が喜びたい、幸せになりたいのと同じくらい、お母さんに、お父さんに幸せな顔をしてて喜んでいてもらいたいんですよね。

だって子供って、大好きなんですよ。両親の事。それに両親が笑顔で仲良くしていてくれることが一番の安心なんです。

だから、たとえ虐待などがなかったとしても「自分が幸せや喜びを選んだら両親が悲しんだ」「楽しんでいたら恨めしそうな顔をされた」「悲しそうにしていた」「夫婦喧嘩の原因になった」そんなことが繰り返されると

「幸せ」を選ぶ事と「人を傷つけた」「自分だけごめんなさい」「悪いことした」そんな感覚がセットになってしまうんです。

そうやって幼少期に強く「喜びや幸せを選ぶ事」と「恐怖や罪悪感」がセットになてしまうと、成長の過程でもどんどん自分でこれらを関連付けてしまいやすくなるんです。

  • あの子が泣いてるのは私が好きなおもちゃを先に使ったからかな
  • これしたいって言ったらずるいって先生に怒られるかもしれない

そうやってどんどん「やっぱり私が幸せを選ぶとダメ」という感覚が強化されて行ってしまいます。

そして大人になってもその感覚を強化しながら、さらに「幸せ」「喜び」「嬉しさ」を選べなくなっていくのです。

「不毛な連帯感」「幸せと恐怖のセット」を終わらせるには

実はこの「罪悪感」の感覚って日本人には多いという事も言われています。共同体意識の中のデメリットの部分なのかもしれませんね。

でもちょっと待ってください。そもそも「ごめんなさい」ってどんな時に言う言葉ですか?

「悪い事をしたとき」ですよね。 それ以外、「罪悪感はゼロでいい」んですよ。本当は。

「あなたが幸せ」だから「誰かが傷つく」というのは本来関係ありません。

「自分だけ幸せになったら相手を見捨てたような気持ち」になるなら、大切な人にはこう伝えればいい。

「じゃあ一緒に幸せになろう」って。一緒に不幸でいることで人とつながる必要はないんです。そして幸せになりたいかどうかは相手が自分で決める事なんですよね。

「自分の幸せ」と「誰かの不幸せ」が連動しているように感じるのなら、、この問題は早めに解決する事をお勧めします。

もちろん、

「自分の幸せ」と「恐怖」が連動しているように感じる人も。

はっきり言ってしまえば、「自分が幸せ」でも「不幸」でも怖いことは起こるし、「誰かが傷つく」かもしれないし「誰かが悲しむ」かもしれないのは、同じです。

あなたが「不幸」でいたからって防げる話ではないんです。

 

この「不毛な連動感」「思い込んでしまったセット感」は、この感覚を扱う事で解決していく事ができますよ。

まずはこのおかしなセットに気づくことが大事です。

幸せも喜びも楽しさも。本当はもっと無邪気に選んで良いんです。

今日これを読んで気づいたとしたら。この問題を「なかった事」「気づかなかった事」にせず、「解決する」と決めるところから始めてみてくださいね。

これは解決できる問題だから。

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