大事な場所。毎日行く会社や大事な集まり。。大切な人。大事な友達や恋人。そんな「深い」「身近な」「大切な」に人との関係が、なぜか「苦しい」「しんどい」。
そんな感覚はありませんか?
大切な人と苦しい関係が続いてしまうのは何故なのか。その原因を知っていく事で、何が起こっているのか?
そして大切な人との関係が心地よくなるには?という事について今日は書いていきますね。
どうしていつも「苦しい関係」になってしまうのか
最初はしんどいなんて感じていなかったかもしれません。でも仲良くなるにつれ、またいつものこの感覚。。なんかしんどい。苦しい感覚になっていく。。。
- 恋人との関係
- 友達との関係
- 会社での関係
例えばこんな事があると人との関係ってだんだんしんどくなってくるんです。
断れない嫌だといえない
- ちょっとこれやっといてくれる?
- 明日どうしても会いたいんだけど。
- ごめん、今日の約束無理になったから!!
…..本当はちょっとしんどいから断りたい。と思うんだけど、「まあこれくらいなら」飲み込んでしまう。約束を破られて本当は嫌なのに「いいよ。」と許してしまう。回らないから仕方ないなどと理由を付けて「自分が仕事を引き受けてしまう。」 ぞんざいな扱いを受けて腹が立ったのに「そんな言い方やめて」と言わずいじられキャラを受け入れてしまう。
言いたいことがいえない
- 私は本当はこう思う
- それは違うと思うよ
- 私はこうしたい
などの「自分の気持ち」「意思」が言えない。言いたいこと言ったら相手が傷ついてしまうと思って飲み込んでしまう。
お世話してしまう
- 甘えてくる彼氏を断れない
- 貸したくないのにお金を貸してしまう
- 働かない夫を本当は嫌なのに許してしまう
- 永遠に続く愚痴を聞き続けてあげてしまう
…..相手が大人として担う責任をあなたがしてしまったり、相手の機嫌が悪いと自分の責任のように感じて機嫌を取ってしまう。本当は負担なのに悩み相談という名前の愚痴をずっと聞いてあげてしまったり。。。相手を助けてあげなきゃと感じる。
こんな風に自分が犠牲的になって相手を何とかしてあげなくてはいけない、、、そんな感覚があると、自分の中にはちょっとずつ「我慢」がつい重なっていくんです。
「相手を助けてあげるために自分が犠牲になる」これでは関係はしんどくなってしまいますよね。
これを繰り返してしまう人は自分が相手を助けてあげないと、
- 相手がダメになる
- 相手は自分ではできない
そんな風に感じているんですよね。
確かに断ったら相手は傷つくかもしれない。確かにお世話をしなかったら相手は悲しむかもしれない。
確かに機嫌を取ってあげないと相手は不機嫌になるかもしれない。
でも….相手もあなたと同じ「大人」ですよね。どうして「あなた」にはできて「相手」にはできないのでしょうか。なぜあなたが「犠牲になる」「我慢する」立場なのでしょうか。、、、いつも。いつも。いつも。
本当に問題なのは「あなたが」孤独になってしまう事
ここで相手の事ではなくて自分のことを考えてみましょう。もし相手がそうなってしまったらあなたは何が起こりそうですか。どんな気持ちになりそうですか?
悪いことをしたなぁと若干を感じる。そんなことをしたら相手が離れてしまうと感じる。そんなことをして傷つけてしまったらひどい人になってしまう。
もしそんな感覚があるとしたら、 あなたの中には
- 私は役に立たないと意味のない存在だ。
- 私は人を喜ばせる役割だ。
- 相手の機嫌を取っていないと見捨てられる。
- 本当の自分は嫌われる存在だ。
- 私は人に嫌われたら孤独になって生きていけない存在だ。
そんな感覚がある可能性が大きいのです。
この感覚を「あなたが」持っているからこそ「相手とあなた」の関係はいつもしんどいものになってしまうんです。
そう。
この問題を繰り返しているとしたら、本当に解決するのはこのあなたの感覚なんです。
だってずっとこの感覚を握りしめていたら、、、
あなたは「孤独にならない代償に自分を犠牲にし続ける」という状態が続くことになります。相手が変わってもこの「感覚犠牲にならないと孤独」という恐怖があるのなら、あなたはいつもなにか「犠牲になる事」を自ら探して、選んでしまうんです。
そしてあなたにこの感覚がある以上、相手もあなたに依存し続けることになります。利害が一致しているんだもん。
これ、共依存という状態です。
これだと大切な人との「心地よい関係」を築くのはとっても難しいですよね。 相手のために犠牲になっている間、相手の役に立っている感覚がある時だけは「孤独」の恐怖が薄くなって一人じゃない安心感を感じてしまうので、無意識に「心地よさ」ではなく「自己犠牲」を選んでしまうんです。もちろん辛いんだけど、、孤独の恐怖よりはマシっていう、根底の感覚です。
これを解決して大切な人と「心地よい関係」を築くには「相手が変わってくれたら」と願いながらお世話をし続ける事ではなく、あなた自身がこの、「お世話をして犠牲にならないと孤独になってしまう」「このしんどさがつながり感」という感覚に向き合って解決していく事が近道ですよ。
あなたが「犠牲になってまで」「しんどい感覚になってまで」助けてあげたかった人は誰ですか?
ずっと感じているこの感覚を最初に持ったのはいつですか?
そんなことも、この問題の解決の大きなヒントとなります。
おしまい
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