素直に「好き」「すごいね」「おめでとう」が言えないね？そのままで生きていく？

こんにちは。
先日ですね。私は世界で一番大好きなご飯やさんに行ったんですよ。
3年ぶりです。

なぜ3年ぶりかというと、ただただ、遠いから。
おいしいのは勿論ですが、、ここの料理人（店主っていうの？）の方が、料理や器が好きなのが伝わってくる。接客も丁寧。でも接客上手いでしょ、みたいな感じでもなく。どこまでも丁寧な職人さんなわけですよ。

初めて行った7年前のランチから、すべてが私好み過ぎた。ええ。

でも遠いから。このお店に行く事を私「貴族の遊び」と呼んでおります。。

で、帰る20分前くらいに偶然聞いたのですが、
な、な、な、なんと、このお店がこの度、ミシュランの一つ星をいただきました。と、、報告してくださったんですね。。

おめでとうございます！！！！！

いやもうね。
私はこのお店が好きすぎて、3皿目くらいから笑いがこみあげてくるんですよ。

私、いい店知ってるよなーー
キャー、まだ3皿目よっ💛
嬉しいーーーーーーーーーー

ってな。。

今回も、コースの途中に料理の説明をしてもらいながら、笑ってしまった。
ああ、ほんと楽しいなと思って。まだまだ楽しい時間が続くなと思ったら楽しくなって。笑。

「ほんとにもう、嬉しくて。」ってちゃんと伝えましたよ。。

このお店は本当に大好きなお店なので、ご飯食べに行く距離では決してないんだけどね、何人かの大事な友人とミニ旅行を兼ねて行ってるんです。その友人たちがまた、大切な人と一緒に来てくれているみたいで、そんな繋がりも嬉しい。

さてさて、そんな感じでこの料理屋さんにＬＯＶＥ全開で語っている私ですが。
「自己否定」と「馬鹿にされないように身構える」….今日のテーマはこれなんです。

自分の良いって思うものを、友人や恋人、大事な人に「この店大好きなの！！」って言えますか？
「一つ星！すごいね！おめでとう！！」って言えますか？
お店の人に「このお店大好きなの」って言えますか？

…きっとね。そう言えるほうが、愛は伝わると思うんですよね。笑。
お店の人も嬉しいと思うんです。

でも、これ、「言えない」人も実は多いんではないでしょうか。

これは「自己否定」の問題と関係が深いんです。

私は「馬鹿にされる存在だ」
「馬鹿にされないように身構える」が拗らせる「恋愛」「仕事」「人間関係」
身構える「メリット」と「デメリット」

私は「馬鹿にされる存在だ」

自分が大したことない、、それどころか、ダメで疎まれる存在だ。
そんな風に感じていると、実は、素直に「好き、すごいね、おめでとう」が言えなかったりするんです。

え？？謙虚なほうが「すごいね」「おめでとう」って言えるんじゃないの？「好き」は本人には恥ずかしくて言えなくても、友達には言えるんじゃないの？と思うかもしれません。

これを特に言えないのは「自己否定」プラス「そんな自分を知られたくない」という場合に多いんです。

友人に「この店大好きなの」といって
まあーー普通じゃん。。ださ。。と思われたくない。

店主に「この店大好きです」といって
え。そんなこと言われても。。重たいんですけど。そういうのいらないんですけど。こっちも商売だし。他に店知らないのかな。。？と思われたくない。

「一つ星すごいね！」なんて言って
え、、年間いくつの店が貰えると思ってんの。ミーハーだな、こいつ。と思われたくない。

「おめでとう！！！」なんて言って
ミシュランに左右されて馬鹿じゃないの、と思われたくない。

そんな風に「自己否定」を拗らせて、「馬鹿にされる」と身構えた時、人は素直になる事が出来なくなります。
防衛しながら「素直に」「無邪気に」はなれなんです。

「馬鹿にされないように身構える」が拗らせる「恋愛」「仕事」「人間関係」

この、自己否定から来る「馬鹿にされないように身構える」というパターン。恋愛、仕事…その「人間関係」の中でこのパターンを繰り返してしまいます。

優しくしてくれて好きになったら「え、こんな事くらいで勘違いして気持ち悪い」って思われる？
デートで素敵なところに連れてきてもらって本気で喜んだら「こいつ全然経験ないんだな」って見くびられる？
「大好き！」なんて表現したら「こいつ簡単だな」って見下されて捨てられる？

そんな風に「身構えながら」素直になる事はできるでしょうか。

だから何でもないのよっていう風に接したり、
別にこういう店来慣れているわっていう風にしてみたり。

いわゆる「かわいくない」と言われる行動ですよね。経験ありませんか？

こんな時、「男子に聞いた！彼女にしたい女の子のセリフ」とか読んで研究しても意味ないんです。
また、綺麗になって自信をつけよう！！という努力に走っても、この問題は解決しません。
綺麗になるのはもちろん素晴らしい事だと思いますけどｗ
なぜならこれは「自己否定」「馬鹿にされたくない」という感覚が起こしているパターンだからです。

表面上の「行動」「自信」では解決しないんです。

仕事でも同じです。

自信がない仕事だとそれを取り繕うとするし
自身がある仕事だと絶対にうまくいかせたい、この分野でだけは馬鹿にされたくない、という感覚が生まれるのでどちらにしても「身構える」という事をしてしまいます。

身構える「メリット」と「デメリット」

確かに「身構えて」生きていると、「平気なフリ」はできます。
最初から、別に何とも思っていなかったよ、、、、という事にしておけば、

傷ついた姿を他人から見られない、そして
傷ついた自分を自分で見なくていい、、、ですよね。

身構えるには、素直に表現しない事には、そんなメリットが見え隠れします。
そして、それをメリットとして持ってしまう事の裏には、多くの場合

かつて素直に愛情を表現して
・拒否された
・否定された
・馬鹿にされた
・絶望した
・傷ついた
・却ってひどい目にあった

そんなトラウマや感覚が隠れていることがあります。

それは絶望と悲しみと屈辱の入り乱れた感覚。

人が「身構える」のではなく「素直に」「無邪気に」なれるのは、どんな時でしょう。
………そう。安心している時です。

不安なままでは、、絶望と悲しみと屈辱を隠し持ったままでは、安心できないのは当たり前なんです。
身構えるのは当たり前。

あなたは、これから先、どんな風に人と関わっていきたいでしょうか。
平気な振りをするために言葉を選び、好きじゃないよ、感動していないよと、クールにふるまい続けたいですか？
それも一つだと思います。

でも、それだと相手にはあなたの素直な気持ちは、一向に伝わる事はありません。
「意地っ張りだな」などと俺わかってるぜ君が近づいてくることはあると思いますけどその場合今度は依存や共依存が始まります。。
そして、いつも頭の中で一番言いたい言葉「好き！すごいね！おめでとう」を飲み込んで別の言葉を探す、、。
ずっと偽りの自分でいることになります。

これってかなり大きなデメリットではないですか？

もし、素直に、愛情を表現して生きていきたいなと感じるとしたら、、、。
「自己否定」と「馬鹿にされないように身構える」 この感覚やトラウマを扱う事をおすすめします。

それではまた～～～