幼少期に大人のふりをしてきたあなたに欠けているもの

不安
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子供時代を無邪気な子供として過ごせなかった
大人のふりをするしかなかった

頑張るしかなかった
良い子でいるしかなかった


そんな人は、心の中の安心感が欠けている。。
愛着が育っていない。。

だからどうすることが必要か?
という記事を先日書きました。



自分を癒していくこと。
これが必要です、と。

そう、ここがスタートです。
でも、実はそれだけでは、

・人間関係
・生き辛さ

が改善されない事があります。

自分は言いたい事を言えたり
行動できるようになった。
意志の疎通ができるようになった。
自分を大切にできるようになった。

でも、、
ーーー何でかうまくいかない。
ーーー周りに人にイライラしてしまう。
ーーーわがままだと言われる。


という事がおこる場合があります。

これ、お話していきますね。

・アダルトチルドレンである
・頑張っていい子で生きるしかなかった
・幼少期に誰よりも早く大人になるしかなかった


そんなあなたが、ちょっと痛いけど、通るべき大事な成長と回復のお話です。 

大人のふりをしている内側は、誰よりも幼い

幼少期に家族の中に安心感がなかった、、
愛情をや安心感を適切に与えられなかった、、
・ヤングケアラー
・アダルトチルドレン
・共依存
と言われる人たちは勿論
・家族が不仲
・親が頼りない
・理想を押し付けてくる
そんな機能不全家族の中で

「親子逆転して
「親の感情のお世話をして
「しっかり者として

「役に立つ存在として
大人のような役割やふるまいをして、幼少期を生きてきた人。
周りの同世代が子供に見えたり、羨ましかったりするほど
誰よりも早く大人になるしかなかった人。


そうやって大人になった人は
ある意味
あの頃子供に見えた誰よりも子供なんです。

なぜなら。
あの頃していたのは
「そうするしかなかった」
「そうしないと生きていけなかった」その恐怖から来る、

「大人のふり」でしかないからです。

子供は適切な過程を経て成長して大人になるのですが
この「大人のふり」は

子供である自分を
・諦めて
・押し殺し
・閉じ込め
・我慢して

大人のふりをしているだけです。

なので、自分を癒したり、自分の中の安心感を育てていくと
この自分の内側の
・諦めて
・押し殺し
・閉じ込め
・我慢して

そんな幼い自分が、わーーーーーーと自己主張をはじめます。

そして冒頭の
ーーー何でかうまくいかない。
ーーー周りに人にイライラしてしまう。
ーーーわがままだと言われる。

そんな事が人間関係で起こったりするんですね。

リバウンドの原因とあなたがすっ飛ばしてきた「本当の成長」

ここで、
やっぱり、幼い自分を
・諦めて
・押し殺し
・閉じ込め
・我慢して

それを無意識に選んでしまうのが、リバウンドですね。

この生き方には成功体験があるのでつい、やってしまいますが
解決は、そこではないですよね。

ここから癒しの次のステップです。
そうあなたに必要なのは「成長」です。

幼少期に、安定した家族の中であれば
子供は安心感を受け取りながら、依存を味わいながら、成長していきますよね。

その成長過程で、
・他人との関わり
・依存ではなく自分で責任を持つ事
・我慢する事
・人とバランスをとる事
・主張する事
・譲り合う事

様々、学んでいきます。


・泣いたり
・駄々をこねたり
・喧嘩したり

そうやって沢山葛藤しながら、人との関係をしっていきます。

安心感の中で育った子供だからといって
万能感のままに
わがまま放題にずっと子供で
周りの事を気にせず自分の意見が通って
依存させてくれる!!!
ではないですもん。

安心感の中でこそ、ちゃんと葛藤して、失敗しながら

それしか生きる方法がないから、自分を殺して大人になったり、我慢したりするのではなく
自分の望む人間関係を作るために、相手に合わせたり話し合ったりする。


これが本当の成長です。

「怖い」から選ぶ人間関係ではなく。
ではなく
「こうしたい」という自発的な気持ちから自分で選ぶんです。

子供時代を無邪気な子供として過ごせなかった
大人のふりをするしかなかった

頑張るしかなかった
良い子でいるしかなかった


そんな人はこの成長と葛藤をすっ飛ばしているんです。
恐怖で、最初からいなかったことにしてしまった自分の中の「小さな自分」

この子を成長させてあげて、
本当の大人にしてあげる必要があります。

「誰よりも大人」のプライドと抵抗感


実はここ、結構、難関なんですよね。
いえ、成長させてあげる事が、ではなく

自分の中に、めちゃくちゃ幼い自分がそのまま残っている事。
自分がどこか、とても幼稚な思考や言動を、実はしている事。
自分が本当は、誰よりも依存的である事。


これを認める事がまず、とても抵抗が大きいんです。
だって、そりゃそうなんですよ。

・誰よりも大人
・しっかりしている
・自分は頑張っている
・我慢している
・世の中をわかっている


それが命綱であり、プライドだからです。

そしてもう一つ。

人との関係の中での相手を受け入れる事や、譲り合いというだけの事が
自分の中で「あの頃」の苦しい感覚と無意識に結びついてしまう事。

恐怖でそうするしかなかった、受け入れる事で侵略されるような、、、
嫌な感覚が呼び起されて、抵抗感を感じる事もあります。

そうなると

せっかく癒されて、押さえつけなくて良くなったのに
また、我慢しなくちゃいけないのか!!!!!また自分をあの頃のように押し殺すのか!!!!!!


とばかりに、

自分のわがままを通したくなったり、相手が何か言ってくることや、うけ入れてくれない事に、怒りを覚えてしまうんです。



そんな自分を持て余してしまったり、、。
ここ、正念場だなと思います。

ちょとね、苦しいです。

自分を大事にしながら人と関わって生きていきたいか?

まずは、認める事。
自分の中のとてつもない幼さを。
だって、良いんですよ。
そうやって頑張ってきたんだから。
「これから一緒に成長していこうね」って自分の中の幼い子供に声をかけてあげて。

大人のふりして頑張ってきたプライドはね、、
誰よりも我慢して、大人でいたプライドはね、、
ここでは邪魔になります。

大人のふりして頑張ってきた自分には、労って寄り添ってあげてください。
もうそのプライドを守らなくていいよって。
一人で頑張らなくていいよって。

あなたの苦しんでそれでも生きる為に、誰かを守るために頑張ってやっていた
「大人のふり」によるプライドが、あなたの幸せを邪魔するなんて
これからのあなたの成長や、心地よい、望む人間関係を阻むなんて私はもったいないと思いますよ。

そしてね。
どんな段階でも成長に葛藤はつきものです。

自分は、人とどう関わりたいか?
自分は、どうなりたいか?

自問自答しながら、癒しながら、
自分を成長させていきましょう。



そして、

いき詰まったり、
どうしていいかわからなくなったり
恐怖や、絶望が強いようなら、
ご相談くださいね。

癒しだけでなく、この「成長」に
リトリーブサイコセラピーはお役立てくださいね。


それではまたーーーーーー。

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