惨めな気持ち。
モヤモヤした気持ち。
本当はそうじゃない。
本当は嫌だ。
いつもそんな気持ちを抱えてしんどい。
その気持ちを「飲み込んで我慢したり」「時にはぶつけたり」してしまう。
そして、結局何だかうまくいかない。。👇
そんな「実は人生がしんどい」あなたへの心理セラピーを行っております。
こんにちは。
リトリーブサイコセラピー、大阪の公認セラピスト福満 多岐子です。
さて今日のテーマは「マウンティング」です。
「マウンティングされてんけど!!」っていうのは
- 上から言われた
- 自慢された
- 見下した言い方された
- 馬鹿にされた
そんな感じの事を指していますよね。
そもそもの意味は「サルなどの優位個体が劣位個体に対して行う馬乗り行動(日本国語大辞典)」
つまり「マウンティングされた」って感じるのは
「私の方が上だぞ!!!!!」って馬乗りされてる感覚。。うん。それですよね。
まあ、元の意味とそんなにずれがないですね。
よくこの感覚を感じているあなたに、、、。
今日はその場しのぎの「マウンティングされたらこう返そう!!」的な対処法ではなく、根本的な解決への道をお話ししますね。
マウンティングされたと感じるのは何故?
マウンティングされているから。
そのままやんけ笑ーー
ま、そうなんですよ。
相手が何らかの理由で、私の方が上だぞ!!と表現してきているわけです。
時にはあなたを誉めながら、、
時にははっきりとディスりながら、、
「自分の方が上よ!!」とあなたを押さえつけている状態。馬乗りだもんねw
わかりにくいのでパターンではこんなのもあります。
「あなたはすごいわね。私にはとてもできないわ」などど持ち上げておきながら、、、
「でもそんなあなたを理解できるのは私だけだし、あなたがそんな風に活躍できるのは、、、(私がいるからだよわかっているよね!!!!!!!)」
ま。マウンティングって、制圧であり、支配です。
こうやって、上から抑えられているわけです。
マウンテイングしてくる人の事情はわかりません。
出来るあなたへの嫉妬かもしれないし
自分が負ける事の怖さかもしれません。
あなたより強い自分を見せて、あなたを自分に従わせたいのかもしれません。
そんなの想像しなくて良いんです。人の事なんで。
あなたがこの「マウンティングしてくる人」にずっと苦しめられているとしたら、
「マウンティングしてくる人」の事情や理由をしるより、あなたがするべきなのは
・なぜ離れられないのか
・なぜ嫌だと拒絶できず受け入れてしまうのか?
を考える事です。
そう。
なぜかマウンティングされがちな人は「あの人はどうしてマウンティングしてくるんだろう」と相手の事ばかり考えがちな人でもあるんですよ。そして「あの人がマウンティングしないように変わってくれたらいいのに」と考えたりしがちです。
そんな風に祈ったからって相手が変わるわけはありません。
それくらい自分より人の事を気にしているからこそ、マウンティングされるし逃げられないんです。
そういわれると今度は「だって悪いのはマウンティングしてくる方でしょ!!!」と腹が立ってきたりします。
でも、、、。ここで怒ったって仕方ないんですよね。。怒るなら「マウンティングしてきた人」に怒らないと、、、。
相手の事を考える。これはある意味大事な事なのですが、それより大事なのは「自分が嫌な事はちゃんとNO!!っていう!!!」それでもだめなら、その人からは離れる。これができないとマウンティングされっぱなしです。
仕事の人間関係などで、難しい。。のは私もよくわかりますが、
それでも、「やめて欲しいけどいえない」と、延々とマウンティングを受け続けているとしたら、その裏には
・NO!を言ったら相手を怒らせてしまう。
・自分は勝ってはいけない存在だ。
・目立ってはいけない存在だ。
・自分はダメな存在だ。
・自分は理不尽でも相手を受け入れないと疎外されてしまう。
・自分は人に逆らうと生きていけない。
、、、そんな感覚がある場合が多いです。だから、マウントされると、その下に自らもぐりこんでしまう。
そして後から嫌~~~~な気分になるんです。
自分が自分を見下している。自分が見たくないものがあるから。
これ、結構多いんですよ。
自己重要感、自己肯定感の問題です。
自分がコンプレックスを感じている。引け目を感じたり、それを見透かされることに恐怖心を持っている。
そんな時その気持ちに触れてくる人にたいして「攻撃された!!!」と思うわけです。
実は傷だらけだから、ふれれただけで痛い。痛い思いをさせられた!!マウンティングされた――。という状態です。
ええ。相手は知りません。
例えば、、、
・太ってきたな、、と思っているところに「ねー!!お相撲さんってどうしてあんなにおおきくなれるんだろうねええーーー??今日から大阪場所だから、電車にいっぱいいてさーー」と言われただけで「嫌味??」と思ったり今は知らないけど昔は大阪場所の時期は電車にお相撲さんが多くなりました。
・結婚したいのに相手ができない、、、と思っている時に「昨日夫とこんな事があってねー。結婚って悪くないなって思ったよーー」などど既婚者に言われただけで「マウンティング!!!!!!」と感じたり、、
実はですね。私の良くいくショッピングモールに「お客様の声」というお客様の意見とそのアンサーを載せているコーナーがあるんですよ。そこにこんなのもありました。
・クレジットカードを使おうとしたら、「カードだと(このお店の)ポイントアップにならないけれどよろしいでしょうか?」と聞かれた。馬鹿にしていると思います。そんな事はHPで知っています。ポイント位で文句を言うと思われたのか、年寄りはそんな事も知らないのか?と上から目線なのかとおもいました。言い方は優しいけれど無駄な質問です!
と書いてありました。。。
年寄りは馬鹿にされている!という感覚が強いのか、何かわかりませんが。。
そう。これは、ただのいちゃもん。というやつです。別の言葉で言えば被害者ポジションというか。。
でも本人が、嫌な思いをしているのも事実なんですよね。
この解決にはまずは「自分の痛いとこ」をちゃんと見て手当てすることが必要です。
・太ってきたことを惨めに感じているんだな。
・結婚できない事を寂しいしコンプレックスに感じているな。
・年を取ってみんなに馬鹿にされている気がしているんだな。
そんな自分に気付いていれば、相手に対して
「マウンティングだ!!!」
「攻撃された!!!!!!!」
「嫌味言われた!!!!!!!!」
と濡れ衣着せて逆攻撃する事はなくなります。
・こっそり持っている劣等感。
・自分は馬鹿にされて低く見られている。
・それがばれるのが怖いし恥ずかしくて絶対に嫌だ。
そんな感覚をきちんと見つめて受け入れていく事、解決していく事が大切です。
自己否定の問題を解決していこう
そう。マウンティングされたまま、逃げられない人も、あちこちにすぐ、「マウンティングされてる!!」と感じてしまう人も根っこは同じなんです。
根っこには、
・自分はダメだ
・自分は馬鹿にされる存在だ
・自分は疎外される存在だ
・ダメな自分は存在価値がない
・人に嫌われたら生きていけない
そして
・自分の気持ちを大事にできない、、
そんな、自己否定の問題や、自己肯定感の低さがあるんです。
だからね。
「マウンティングされたらこう返す!!!」
「論破すっぞ!!」
「かわす方法」
「マウンティング スルー能力」
とか検索してその場しのぎしている場合では無いんです。
そんなの繰り返しても、ずーーーーーといたちごっこです。そして闘いと疑いの人生です。
あなたの望む人間関係って、それで得られますか?
あ!!!これあるな!て感じたら。
「自己否定」「自己肯定感」その根本の問題にじっくり取り組むことが、「マウンティングされちゃう問題」の根本的な解決に繋がりますよ。
それではまたね。
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