「離婚は子供が可哀そう」?負の連鎖を防ぐために

家族連鎖
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こんにちは。
大阪のリトリーブサイコセラピー心理セラピスト福満 多岐子です。

さて今日はこの話題です。Twitterで
「サレ妻」を名乗る人沢山いるんですよ知ってます?

浮気された方って事ですね。。

それを名前に付ける時点で自分にレッテル貼ってるわけなんですけど。。
そのメリットって何でしょうね。

で、とあるサレ妻さんの呟きが流れてきたんですけど、

夫の方は離婚したいと言っているとの事。
家庭内は冷戦だそうです。

でその「サレ妻」さんがこんな風に呟くわけです。

「私の事はとにかく子供が可哀そうだから女とちゃんと別れて欲しい。」
本当はもう信頼できないから別れたい気持ちもある。
でも、、、
でも、、、
子供の事を考えたら、、、


まあ、お父さんが不倫、浮気、ダメだけど
女と別れて欲しいのはあんただろ、ってちょっと私は意地悪く思いながらその下に色んな人が書いているコメントを読んでいたんですね。。

「そんな男とは別れた方が子供の為ですよ!
「お母さんの笑顔が子供の笑顔です!
「子供の為にも再構築頑張って!

。。。またため息でましたよw
私は。。

子供の為の裏の「子供のせい」


離婚したら確かに子供は傷つくと思います。

でも、そもそも冷戦も傷つきます。
お父さんとお母さんが信頼しあって愛し合ってない状態なんだからそもそも傷ついています。

子供の為に離婚する。
子供の為に離婚しない。


言い換えれば
子供のせい
にしているって事です。


え???
だって子供を一番に考えるのは当たり前でしょ!親として!!!!

そう思うかもしれませんね。
確かにそれもあるかもしれませんが

ポイントはあなたの中に誤魔化しはありませんか?という事。

・本当は浮気されて女として悲しい。
・裏切られて苦しい。
・やり直したい。
・離婚したら生活できない。
・孤独になるのが嫌だ。
・離婚して同情されるのが嫌だ。世間体が悪い。
・頑張ってきたことが無駄になるのが嫌だ。
・子供がいても私を捨てるのか?自分の存在価値を否定された感じしてく悔しい。

・大事にされなくて悲しい。


そんな自分の本音。本当のあなたの言いたい事です。

・そこにある悲しみ。
・そこにある怒り。
・そこにある不安。
・そこにある孤独。
・そこにある自分のずるさ。
・そこにある自分の黒さ。

それこそが「自分の問題」です。それ、子供関係ないんだよ。
そことちゃんと向き合わずに

子供が―――――――――!

って言ってれば何にも見なくていい。
ただ、可哀想なサレ妻として
ただ、子供を思う良き母として

被害者でいられます。
「私は悪くないのに」って。

そして自分のネガティブな本音やしんどい感情を
逃がすことができるのです。

こちらのお話しにも共通項があります。↓

『矢沢栄吉コンサート論争の片隅の心理分析【被害者をわざと作ってかばったり怒ったり】』
こんにちは。 大きな台風はまだ日本にいますね。。気をつけてくださいね。 さて、、台風。 いろいろ話題はありますが、、。今回はこれ。「矢沢永吉コンサート決行」に…

子供に責任持たなくて良いの???
子供のこと考えるの当たり前でしょ!!



とまだ反論したいかもしれません。

。。そうですよ。
当たり前なんです。

子供に責任持つのは当たり前です。
それは「この子の為に私は嫌だけど」とかではなく
「あなたが」「親だから」当然考える事なんです。

それを言い訳に自分の離婚とか再構築とかではないんですよ。

・子供が離婚して欲しいって言った、とか。
・子供が仲直りして欲しいっていうから、とか。
・子供が私についてくるって言った、とか。

そうやって子供に聞きました、というのもとてもズルいんです。

お母さんが笑顔なのが嬉しいのはもちろんそうなのですが
そんなの願わなくていいのが一番いいんです。
安心していられる状態ってそれです。

お母さんが笑顔になるように。
お父さんと争わないように。
自分の居場所がありますように。

そう思ってとる行動は
子供の本来の意志なんかではありません。

子供が必死で自分の命を守る行動です。
そして、子供が必死で親を守る行動です。

親子逆転ですね。
子供のせいにして子供に心のケアを押し付けているようなものです。

何を選んだって子供は大人の選択に従うしかありません。
付き合わせることになるんです。

だからこそ自分の本音と向き合って、自分の責任で夫婦の話し合いをするべきなんです。

子供が抱える「罪悪感」と怒り

・子供の為に離婚しない
・あなたがいなかったら別れていたと思う
・あなたを守る為にあのダメ男と別れたのよ
・大変だったわ

そんな事を口に出す親は結構多いです。
でもね出さなくても伝わります。

この「子供のせい」にした生き方、子供は感じとっています。

・反発する子もいるでしょう。
・ごめんね、、と親を支える子もいるでしょう。
・感謝して、恩返しする!という子もいるでしょう。


でも共通するのは人生において
・悲しみ
・怒り
・生き辛さ
・自分の存在への罪悪感

を抱えるという事です。

分のせいでお父さんが、お母さんが、悲しい思いをしている。苦しんでいる。
それは子供の心に大きなダメージとなるからです。

いや、ほんとうは
自分のせいではなくて

ただ、大人が、、親が
自分の問題をすり替えて子供に押し付けているだけなんですけどね。

親も子も「自分を取り戻す」事が必要

さてここまで読んでいて
どちらの感覚で読んでいただいたでしょうか。

親として?
それとも子供として?

親として、、心当たりがあるなという方は
自分の人生の舵を自分が握る、、という意味での「自分の責任で生きる」事が必要です。

そして子供として心当たりがある方は
不必要な罪悪感を抱えながら自分に自信が持てないという問題や
怒りながらも親を背負って生きている、、親への怒りや執着に悩んでいる、、そんな状態かもしれません。こちらも「自分主体の自分を生きる力」を取り戻すことが必要です。



あなたは大人です。

「自分の人生を生きる」と決めて「自分を取り戻す」「自分の人生の責任を自分が持つ」という事が、生き辛さの解決、そして親子問題の解決に繋がります。

それではまたーーーー。

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