こんにちは。
大阪の心理セラピスト福満です。
今日は久しぶりにこのテーマ。
なぜ幼少期の問題を取り扱い、自分を癒す必要があるのか?
そんな事ができるのか?それで幼少期からの心の問題が解決するのか?
…..というテーマで書いていきますね。
◉毒親育ちだった時点で、結局欠けている私?
時々言われます。見かけます。
自らの愛着の問題を自覚した人からのセリフ↓
「いくら癒したりしてトラウマが薄くなっても、愛されて育った人なは敵わないじゃないですか。意味ないんじゃないですか。それが悔しいしムカつく。
だけど仕方ないですよね。その分頑張るしかない。
けど、癒したって何したって、親にもらえなかった愛情はどうしようもない。」
はい。
これは結論からいうと
「毒親を理由に自分を諦めている。怒りを手放さず、それをエネルギーにしている。親の呪いのレールの上で生きている。でも苦しい。」という状態です。
そもそも「毒親育ち」は欠けている存在ではありません。
愛着が安定してなかったり
不安が大きかったり安心感がなかったり
そういう事はあったとしても
それは「あなたが欠けている」という事ではない。
そこを取り間違えている人が多いんじゃないかと思います。
お金持ちの子供に生まれなかったAさんは
お金は足りないけとしても
欠けている人間なわけではありませんよね。
お金持ちの子供のBさんは
ハングリー精神は足りないかもしれないけど
欠けている人間なわけではありませんよね。
と言えばわかりやすいでしょうか。
同じ感じです。そういう環境だった、ただそれだけ。
*
毒親に育てられた
機能不全家族だった
親に愛されなかった
虐待された
ネグレクトだった
そうだとして
あなたが欠けている人間なわけではありませんよ。
欠けている人間と自分で自分を定義してそこからどう脱却するか?になってませんか?
人は欠けている自分を感じたくないものなので、この思考だと、幼少期の欠乏感や悲しみや恐怖に蓋をしてしまいます。
ダメな私をみたくない、というわけです。
◉今のあなたにマルをしていますか?
毒親に育てられた
機能不全家族だった
親に愛されなかった
虐待された
ネグレクトだった
そんな自分を「欠けた自分」として、
直そうとしているからズレていく。
それは「お前はダメな欠けている人間だから何とかしなきゃ」と自分に言っていることに他なりません。
自分に言うのはそれじゃありません。
よく頑張ってきたね。
よく生きてきたね。
そして
自分を生きていいよ。幸せになっていいよ。安心していいよ。
ということ。
自分を肯定するって、生きてきた自分を、自分でマルをして受け入れていくことから始まります。
他人に受け入れてもらう、ではなく、あなたが受け入れる。
毒親育ちだから無理、というのは「毒親育ちだから✖︎!」と自分に✖︎を付ける事です。
幸せになるために、
愛着が安心感が、
人と繋がる経験が
「足りない」から、それを受け取り育てようね
と、ただそれだけの話です。
親から受け取れると良かったんだけどそうできなかったから、大人の今から愛着を受け取り育てていく。私はセラピーを通してそのサポートをしています。
あなたが欠けている人間だからそれを直すために、心理セラピーを提供しているのではないです。
*
◉自分をなぜ癒すのか?
あなたが安心して自分を生きるために人と繋がれるようになるために
その為に幼少期の問題を取り扱い、自分を癒す必要があるんです。
愛着が欠けていたり
不安が大きかったり安心感がなかったり
それは他人からもらうだけでは癒せません。
セラピーで受け取り、他人からもらい、自分で気づき、自分で育てるんです。
本当は親にもらいたかったという気持ちが湧いてきたら素直にその気持ちを認める。それ自体が癒しです。
だから「毒親育ちの私」に×をして、直そう、「毒親育ち」をなかった事にしようとするとこれもできません。自分の悲しみや、怒り、親との事実にフタをしてしまうからです。
その悲しみ。その痛み。
自分の人生を丸ごと受けいれずに誰かにあなたの人生を肯定させようとしてもあなたが心から癒され、満たされることはできない。
だから、自分を癒すんです。
*
毒親そだちじゃない人みたいになるため、などではなく
毒親育ちのあなたがあなたの欲しい安心感を手に入れる為、ただそれだけです。
*
自分の人生を肯定して自分の人生を生きたい人に。私はリトリーブサイコセラピーをお勧めしますよ。
それではまたー
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