”求められたい症候群”と依存と自己否定の関係

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こんにちは。
拗らせた心と生き辛さを根底から解決する、心理セラピスト、福満多岐子です。

さて今日は「求められたい症候群」のあなたへ書いていきます。
それ以外でも、このような方にお役に立てる記事になっています。

・愛されたい。愛されていると実感したい。
・重い女、面倒くさい奴と言われがち。

・承認欲求が強いと感じる。
・役に立っていないと不安。
・ダメな人、孤独な人の面倒を見てしまう。
・頑張りすぎてしまう。


「必要とされていないと不安」ですか?

人に必要とされたい。
頼りにされると嬉しい。


確かにそれは誰しも感じる感覚ではあるんです。
でも、、、

必要とされていないと不安。
常に愛されているかが気になる。
その場での自分の役割がないと邪魔にされている気がする。
頼られるとその人の味方になってしまう。
誰にも頼られないと自分のダメな人間に感じてしまう。
求められない、誘われない、声をかけてもらえない、等が怖い。
自分から誘うのではなく誘われたい。


そんな感覚があるなら
あなたは”求められたい症候群”かもしれません。

面倒見の良い人のメリット

このような感覚を持つ人は一見すると
・面倒見が良い
・しっかりしている
・優しい
・リーダーシップがある

・良い人
というイメージを持たれています。



このイメージは「他人から」というより実は「セルフイメージ」
自分で持っている「自分の前提」だったりします。

”求められたい”
”必要とされたい”

その感覚が強いので、無意識にそんな自分を演じている。やっちゃっているんですよね。

そうする事で

求められる

自分は役に立っている
受け入れてもらえる
孤独にならない

「必要とされていない不安」を感じなくて良いんです。

”求められたい症候群”の人は
・面倒見が良い
・しっかりしている
・優しい
・リーダーシップがある

・良い人
そんな自分でいる事で「安心感」「居場所(そこにいていい)」という感覚をまわりに”求められる事によって”得ているんです。

面倒見の良い人の依存心


まわりに”求められる事によって”安心を得る。

これってつまり、超依存的って事です。
一見、頼ってくる周りの人が依存的なようですが、違うんですね。

ココがややこしいのですが、つまりは「共依存」の支える側という事です。
・頼ってくる人に、自分を頼らせることで
・自分を求めてもらう事で

その相手に自分の価値を担保させ、安心を貰っているわけです。

必要だよ、と求められないと、自分の価値を感じられない。
自分の価値そのものを、相手に依存してしまっているというかなり重症な状態です。

自己肯定感の低さと見捨てられ不安

これ、じつは
・自己肯定感の低さ・自己否定

・見捨てられ不安
の問題です。

自己肯定感って、
「どんな自分でも、生きていて良い。」
「ダメな自分だったとしても、価値がある

という、自己受容の事です。

私って「素晴らしい!」という自信、、、ではなくて
「どんな自分でもマルである。」という、自分の根底、自分の命、存在への「肯定」です。

これが低い。
つまり自己否定が強いんです。

自分で自分を肯定できない。「OK」「マル」が出せないから
他人に求められる、必要とされることで、肯定してもらう。

自分に「NO」「ダメ」と、自己否定しながら、他人にOKをもらう事で
何とか自分の存在にOKを出しているんです。
自分の存在そのものを他人に依存しているのです。

だから

他人に”求められない”状態になると
・自分なんて生きる意味がない
・自分なんて価値がない

という、大きな不安、恐怖に陥ります。

そして、見捨てられ不安。

求められたい症候群の人は
「そんな自分は、どうせ最後は見捨てられる」という不安を常に持っています。
だから”求められる”事で、「見捨てられない」という安心を手にしているわけです。

自己肯定感の低さと見捨てられ不安というのは、大きな恐怖です。
”求められる”事でこの二つの恐怖を避ける事が出来ている。

だから、求められたい症候群の人は、
・求められる事
・必要とされる事

への依存が止められないないんです。

”求められたい症候群”の解決は

この問題の怖いところは
・依存している事で上辺の安心を得ている事
・上辺の安心を得ている事でますます依存してしまい、内側では不安が増幅する事
です。

”求められる事”で得る束の間の安心感のために、さらに「求められる」事を求めてしまう。。
そして求められない事がどんどん怖くなる。。

そして、自分を偽って、相手に求められるように生きてしまう。

これを続けていると、疲弊しながら
依存と不安を無限ループし、悪化していくばかりです。

最悪ですよね。

解決の為には、まずは
”求められていないときに感じる不安”としっかりと向き合う必要があります。

この感覚を放置したまま
”求められる事”に頼らなくても自分には価値がある
・私は見捨てられない

などなど自分に言い聞かせても、押さえつけた不安は、逆にむくむくと大きく主張してくるだけです。



幼少期から今日までの人生で

・自分は価値がないと思い込んだ
・誰かにOKを貰えない事がこんなに怖い
・自分は見捨てられると感じている
・こんなに求められたい


それは、なぜなのか、いつからなのか。

そして
「当たり前の自己肯定感」
「根底の安心感」
それをいつ受け取り損ねたのか。

しっかりと、感情と記憶の奥から深掘りをして、心の傷の源をみつけ、
その傷を癒していくこと。
思い込みを、根底から手放していく必要があります。

”求められたい症候群”に心たりがある方は、
ぜひ一度ご相談くださいね。

それではまた。


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