嫌な部下に振り回されて頭がいっぱいになっていませんか?

人間関係
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こんにちは。
皆さんには「嫌いな部下」はいますか?
嫌いな後輩、嫌いなスタッフ。。

振り回されていませんか?

上司だから、先輩だから、店長だから、リーダーだから。
公平に面倒見ないといけない。
慕われないといけない。
信頼を得て育てなければいけない。
仕事として結果を残さないと、、。


なのにどうしても苦手で「嫌いだ」だと思ってしまう。
そしてそんな自分を「これじゃダメだ。」と鼓舞するけど
やっぱり嫌い。そんな思いをするのもあいつがいるからだ。。

気付いたらその部下の事ばっかり考えて憂鬱になったりして。

「わかるわーーーーーーーーー。」という人は、、

・嫌いな部下をどうしよう
を考える前に「自分が」どうして嫌いな部下にふりまわされてしんどいのか?を解決するのが先です。

世の中に「変な奴」はいます。「できない奴」「でも辞めない奴」もねw

だからまずはそれに「振り回されない自分」を作らないといつまでも現れ続ける「嫌いな部下」にしんどい思いをする状態の繰り返しです。

ここでは小手先の部下のコントロール術ではなく
本当の問題解決に向けて書いていきますね。

この部下をちゃんとさせなきゃいけない

どんな部下や後輩が苦手ですか?のトップには

・いくらいっても出来ない、改善しない部下
・言い訳ばかりな部下、いう事を聞いてくれない
・文句が多い部下
・自分のさらに上の上司の顔色ばかり見ている部下

などが多いんです。

よく考えてみると、、
そんな奴、部下じゃなくても嫌いじゃない?w

でも、、皆さん口をそろえて言うんです。

部下だから嫌なんですよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
部下じゃなかったらほっとけるのに!
部下じゃなかったら別にいいんです!

って。

何で部下だけ特別なんでしょうか。
どうして部下だけには振り回されるんでしょうか。

それは「この部下に対しては自分に責任がある」と感じているからです。
、、、、、というより、、「自分が責任をとらされる」の方がぴったりくるかもしれません。

だから「この部下をちゃんとさせなきゃいけない」って。

それは「上司としての責任」の問題ではない

部下に対しては責任がある。というのは事実です。
育てる任務であるというのもその通りです。

放置したら、チーム全体にもよくないしお客さんの為にも、、。
だからできない部下を持つと大変だ、というのはその通りです。
  

でも、嫌いな部下がしんどい、と感じている人の多くは
「仕事の最終責任」の事だけではない事が大半です。
上記のように、、「嫌いな部下そのもの」「その存在」に振り回されているんです。

育てる任務についてもそうです。

自分のできる範囲でせいいっぱい指導して
それでも部下が育たない場合はどうするんですか?

きちんと上司に相談できますか?愚痴ではなく。
ほんとうに問題がある、自分には手に負えないという場合に「今、本当に手に負えなくて困ってる」と言えますか?

ダメな状態の部下に「それはダメ!違うよ」とちゃんと言えますか?
たとえ嫌われたとしても伝えるべきことを伝えられていますか?

評価にしても。
大げさに言えば本当に0点の部下には0点をつけるのが公平です。
でも、、そんな事できますか?

え!!!!そんな事したら、、、、!!!!!!!!!

そんな事したら、どんなことが起こると感じていますか。

あなたが本当に避けたいものと恐怖とは

部下を低く評価する事
部下の育成が出来ない事
部下に嫌われていると思われたら

・酷い人だと思われる
・上司としてダメだと思われる
・自分が上司にがっかりされる
・部下に嫌われる自分はみじめ
・部下にも上司にも評価されないと居場所がない
・そして自分が見捨てられる

そんな感覚はありませんか?

それと同時に
・いつもこんな役割
・でもやらなきゃいけない

という感覚も持っているのではないでしょうか。

だとすれば、これはあなたが上司としてきちんと責任をとるという話ではありません。
部下の事を考えているようで違うのです。

怖いのは「自分が見捨てられる」事。
そしてあなたはそれを避けるために心理的には部下の全てを引き受けている様な状態だという事です。

この感覚があるから
常に

嫌いな部下がしんどい
嫌いな部下の事が頭から離れない
という事が起きます。

自分にとって部下こそが、自分を脅かす恐怖の存在という事です。

役割を果たせない自分には価値がない

このような感覚を持つ人は同時に
・人の期待に無理をして応えようとしてしまう
・リーダー的なポジションを任されることが多い
・責任感が強い
・失敗が怖い
・できないが言えない
そんな人が多いです

長男長女に多いとも言われますが
生まれた順番というより
家族の中で誰かの面倒を見る事を課せられた子供
に多いといえます。

・弟や妹の面倒
・母親の愚痴聞き役
・父親のなだめ役
・しっかりした良い子

そんな役割のできた時だけ誉めてもらえた
それができないと責められた
期待通りじゃないとがっかりされた

そんな状況の中にいると子供はいつしか
・家族の中の面倒を見る役割
を引き受けないと自分には価値がない、という感覚を持ってしまいます。

・うまくできたとしたら、「できない恐怖」を持ち続けます。
・うまくできなかったとしたら「私なんてダメだ」という劣等感を持ち続けるのです。

それは無意識のあなたの「心の前提」となっているのです。

あなたが冷静にいられるために「心理的な問題と現実」をわける

「できない部下がしんどい」という悩みがある人は
そもそも根底に「役割を果たせない自分には価値がない」という恐怖を抱えています。

特に最近は「新人を辞めさせてはいけない」というような圧のある会社も多いし、
「パワハラ」「モラハラ」の拡大解釈によって
・上司
・先輩
・リーダー
の側の大変さが増しているのも事実です。

だからこそ、まずは自分の中のこの「役割を果たせない自分には価値がない」という恐怖を解決する必要があります。

そうでないと
・対応すべき現実の問題
・心理的な自分の恐怖
がごちゃごちゃのままなので「嫌いな部下」に対して、どこかで冷静でなくなり、結果的によりうまくいかない、悪循環です。
あなたはずっと「嫌いな部下」に心理的に苦しみ続けることになるし
・上司と部下の板挟み
・会社辞めたい問題
・職場しんどい問題

・会社で自分だけが難問を背負い込む
・どうしようもなくなってから爆発したり
・会社にいられなくなる
ということもおこってしまうから。

自分自身の「恐怖心」や「心の問題」を解決すると
必要以上に嫌いな部下に振り回されなくなります。

良い上司になるために、、というよりも
会社で、職場で、そして、あなた自身が納得できる仕事をするために。

さらに納得いく、自分の人生を生きるために。

・部下のコントロール方法
ではなく

あなたの内側の心の問題。
それを見ていくのが良いですよ。

それではまたーーーー。

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