こんにちは。大阪のリトリーブサイコセラピー、心理セラピストの福満多岐子です。
いきなりですが、、。
私は平日派遣OLのお仕事もしているのですが(今時OLっていうのでしょうかね。なんて言うの?)今の会社で10か月働いているんですね。で。最近気づいたんですけど多分ものすごく気を使われているかも。。。ふとした「あ、まちがっちゃったごめんなさい!!」という時にものすごくフォローしてもらえ過ぎる。
「これはミスではないです!この流れでこうなのでこのようなレアケースですね福満さんは悪くないですね!!」っていうフォローが手厚い。。まあ、この会社の人はそもそもみんなすごく優しいんですけどね。
でもこの気の使われ方は、何か月か前の人事考査の「自己評価」をほぼ「0点」で出してからだと思います。
いや、時間がなかったんですよ。適当で良いよって先輩にも言われたしっ!普段ならもうちょっと考えて書くんですけどね。
質問に対して「できている」「できていない」で答える方式(0か100方式!!)で。そもそも担当している仕事もまだまだ少なかったのでやったことない項目は「できていない」と答えるとのこと。担当の仕事もまだすべての書類をチェックしていてもらっていた頃だったんですね。で、そのその質問の文章がですね。
「■■の仕事について、迅速かつ完璧に遂行できているか?」って感じなんですよねww。
そもそも元は完璧主義な私にとって「迅速かつ完璧」という言葉は。。
「そこまで言われたらできてない!!!」って感覚で気軽に「できていない」にどんどん〇をしていったらですね。。。ほぼ0点となったわけですが気にせずそのまま出しちゃったんですよ。
その「自己評価」をもとに面談したときの「0点で出しておられましたね。お仕事見ていますがそんなわけはないと思うんですよ。こちらで少し修正させていただきました。頑張っていただいております。何か不安などあれば相談してくださいね。。」と言った時の上司の顔。。忘れられません。。っく、、空気読めなくてすいません。。。三段階くらいにしてくれたら助かります。。
さてさて、そんな話は置いといて、今日のテーマ。会社を舞台にして書いてみましたよ。
「目をかけてもらう」その安心と募る不安と苛立ち
お局パイセンから
あなたとは仲良くできそう。あなたの同期のA子ちゃんは、、ちょっと、ね、、、
上司から
俺はA子よりお前がこの企画にはふさわしい気がするなー。センスある!あいつはあかん!
なーんて、
同期のA子よりあなた良いよ!!と、言いながら近づいてくる人はいませんか。そして
え、〇〇ちゃんと別に争ってないけど、、?
え、全然嬉しくないんだけど、、、?
お局パイセンと仲良く、別にしたくないな、、、
、、、と、思いながらも、ある朝、親しげにA子と話をしていてお局パイセンを見て、ザワザワ苦しい自分を感じたり、
A子に、笑顔で仕事を振ってる上司を見て「え?何で!?私じゃないの?じゃーもー二度と私に頼るなよ!センスないって言ってたのに!!」、、と、イライラしたり。
そんな気持ち、感じたことはないですか?
そして、
別に関係ないし、
好きでもないし!
と、思いながらも、確認したくなる。
そう。
私とA子、どっちが好かれている?
私とA子、どっちが評価されている?
私の方を褒めたり良いって言ったのに嘘やったん??
そんな気持ちをお腹の中にモヤモヤと感じる事はないですか?
そして、いつのまにか、、、
上司の期待に応えようとしている。
お局パイセンの期待に応えようとしている。
そんな気持ち、認めたくないけどうっすらある。あなたはそうではないですか?
そう。。なんとなく。それが1番怖いんです。、、、、
しんどいのに応えたくないのに期待に応えてしまうのは何故?
■なんとなく嫌なのになんとなく受け入れてしまう。「まあ、会社の人間関係ってこんなもんだよね」なんて言いながら、、、、
■上司の無茶振りにも応えるようになってしまう。
これ、頼めるのお前だけやねん!これ、お前に頼むのが1番早いしな!
これ、君得意だよね!
「はいはいわかりましたーやっときますよ、、はぁ、、」ため息つきながら。
*
■お局パイセンに、NOって言えなくなる。
ねー、ランチはあそこ行こうよ!話聞いて欲しいんだ!
ねーねー、この仕事頼んで良い?バッグお揃いにしよ♩
「はいはいはーい!ああウザいなあもう、、」でも断れない。
**
そしてどんどんしんどくなっていってしまいます。これは相手の期待を飲み込むことで会社で円満に過ごしたい平和でいようとする心理から来るものです。
「条件付き」でしか「安心」できない不安を抱えていませんか?
このように「相手の期待を飲み込むことで平和にすごしたい」という選択をしてしまう人のお話を深く聞いていくと
ここにいていい、という、自分の存在への安心感が足りない。
自分という存在が人に受け入れられている、と、いう感覚がわからない。
という人がとても多いんです。
だから無意識に相手の期待を飲み込むことで、交換条件で、相手から安心感を貰おうとしているのです。
いうこと聞く?それならここにいていいよ。
いうこと聞く?それなら安心していいよ。
いうこと聞く?それなら認めるよ。
と、いう相手の言葉を、
脳内で聞いている状態です。
そう。
相手は言ってない。
だから実は交換条件ですらありません。。。
このままこの感覚を放置するとどうなると思いますか?
あなたの中でずっと不本意に要求を聞き入れることで、
・相手への怒りが溜まってきます。
・無理をするので気持ちは疲れてしまいます。
・本当の安心感が貰えるわけでもないので、ずっと心の奥は不安なままです。
・相手は聞き入れられたと感じるので、要求を止めることはありません。
そしてさらに。
お局パイセンや、上司が、A子さんと仲良くなったり、A子さんが評価された時、、、
裏切られた!嘘つき!こんなに我慢してきたのに!利用された!だまされた!
などなど、今までの反動で
一気に、人への不信感が爆発します。
そう。そしてまた、不安感が増すのです。そしてなぜかA子さんの事まで大嫌いになり、裏切り者だと感じ始めます。
*
思い当たるあなたは、、
いうこと聞く?それならここにいていいよ。
いうこと聞く?それなら安心していいよ。
いうこと聞く?それなら認めるよ。
さっきのこの、脳内の会話。これを、幼少期に親との関わりで、感じてたり言われていていませんでしたか?
*
例えば、
・いい子でいたら。・がんばったら。・役にたったら。・親を慰めたら。・お父さんじゃなくて私の味方をしたら。・お母さんじゃなくて俺の味方をしたら。
その時だけは褒めてくれた。見てくれた。笑ってくれた。
そんな関わり方。
*
それは小さな子供にとって
それなら家においてあげるよ。それなら可愛がってあげるよ。
と、いうメッセージとなります。
*
ちいさな子供にとって1番安心なはずの家族という居場所でこんなメッセージを受け取っていたとしたら、、人は、自分の居場所に安心する事が出来ない大人になってしまうんです。
必要なのは「無条件」の安心感と居場所です
「気づいたら損な役回り、、」「押しの強い人につきまとわれる、、、」「最後は裏切られて損ばっかり」「いつのまにか利用される感じ、、」
そんな気持ちに心当たりがある人は、まずは、
「自分の安心感」を育てていく事が大切なんです。
がんばったり、言うこと聞いたり、、、
そんな条件がなくても、自分の存在の価値を心から認める事ができるようになれば、、、、
もう、理不尽に相手の要求を飲み込む必要がなくなります。そうする事で、お局パイセンとも、上司とも、そしてA子さんとの関係も。
人間関係は自然とかわっていきますよ。
おしまい。
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