「長女の長女」が共依存から抜け出せない理由・もう一つのメリット

不安
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長女の「生き方の癖」持っていませんかー長女症候群

長女の生き辛さ。。
これは「長女症候群」という呼ばれ方もしています。

良く言われるパターンがこちらです。

・「私がやらなきゃ」という責任感がある。
・甘えられない。頼り方がわからない。
・その場の責任が自分にあると感じる
・頑張りすぎてしまう
・我慢してしまう
・実は不安が強いが出さない
・断れない
・パートナー・恋人・夫に素直になれない
・周りを優先してしまう


これは、長女長女、長子が特に持ちやすい悩みだと思います。
「お姉ちゃん」だからちゃんとしてね。

そういわれてがんばる。
そんな状態になりやすいからです。


そして、その家庭が

・夫婦仲が悪い、家族仲が悪い
・父親不在
・親が精神的に不安定
・経済的に不安定
・親が愛着障害
・機能不全家族


であれば、「長女症候群」それがより大きく深く、人生に影響してします。

妹や弟の方が甘やかされているけれど、、

さて長女症候群、長女がしんどくなる「生き方の癖」は
・お姉ちゃんだから
という事に
・両親の不安定さ
が加算されて、大きく深く人生に影響すると先ほど書きました。

そんな時多くの場合
・自分には厳しいけど、弟には甘い。
・私はダメだけど、妹は聞いてもらえる

そんな「下の子」の存在があります。

長女にとっては、、、羨ましく妬ましい感覚が多かれ少なかれ湧いてきます。

そんな風に、
長女は頑張って、家族みんなに気を配り、心理的なお世話をして、頑張って、、
妹、弟は許されて守られて甘やかされる。

という図式の過程は多いです。

これは大人になってからの兄弟姉妹の不仲や争いの原因ともなるほど
根が深いものです。


ですが「妹、弟」を羨ましい。
私もそうしたい、という気持ちを全く出さない、言わない、そんな長女も多いのではないでしょうか。

長女の側にも、実は隠されたメリットがあるからです。
、、、というか。

絶対手放したくない理由、甘い蜜がそこにある場合があるんです。


え?
褒められる事?
プライド?

、、それもありますが、もっと「手放せないもの」です。

「お母さんも長女だから、わかるわ」あなたは私、私はあなた

その「手放せないもの」とは、一体感です。
例えばそれは、母親もまた、長女だった場合。
長女ではなかったとしても、同じように「家族の問題を引き受ける」立場
だった場合、
普段、猫っ可愛がりするのは、妹、弟、でありながら、

長女のあなたに、時折異様に共感するんです

・妹ちゃんは自由奔放だからね、コツコツ頑張っているあなたの気持ちわかるよ
・あの子は言っても聞かないから、、よくわからんわ。あなたはお母さんの気持ちわかるでしょ。

・お母さんもずっと、弟の面倒見てきたら、、
・結局最後に頼れるのはあなただよ

その共感は、母親の娘への強烈な投影です。
そう、、
「あなたは私。私はあなた。」
という感覚です。

そもそも、
甘え
共感
愛情
安心

に飢えている機能不全家族の長女にとって、この「一心同体感」は手放せるものではありません。

そして「共依存」であり「親子逆転」というこのいびつでありながらも、深い結びつきに
長女は、一定の
・安心感
・甘美さ
・特別感
・優越感

を感じます。

こうなると、長女は「長女だから」という名前の生き辛さを手放すことができません。
長女として、しんどいけど頑張り続けるという事でお母さんとの絆が保てるからです。

そして母親は、そんな長女にさらに依存していきます。
共依存。

その関係を強化していくのです。

いびつな絆を終わらせる

母娘の共依存。
これは、本来は娘にとって
「安心」の関係ではありません。
依存させてくれるべき親が、自分にもたれかかってきている、親子逆転の不自然な関係です。

そして、
「私はあなた、あなたは私」この
お母さんと同じよ、わかるわ、、
というのも「安心」の繋がりではありません。

どちらも娘の本来の人格や
本当の気持ち。
本当の感覚。
それらを、損なっていってしまうからです。
そして偽物の安心感の下に、どんどん不安が増していくからです。

それこそが冒頭にあげた「長女症候群」の生き辛さの原因なのです。

だから。
長女のあなたがこの「長女症候群」の生き辛さに気付いたら。
このいびつな絆を終わらせることが必要です。

共依存が終わらない、呪いが解けない理由

なかなか共依存が終わらない。
毒親の洗脳が解けない。
生き方の癖が変わらない

このようなケースでは、
「あの頃絶対手放したくなかった、甘い蜜」を無意識で今も尚、握りしめている場合がほとんどです。

今回は、母親との一体感です。
この甘い蜜があるから
いびつな絆を終わらせることができないんです。

たとえ今は離れて暮らしているとしても
この感覚があると、生き辛さは終わりません。

なかなか共依存が終わらない。
毒親の洗脳が解けない。
生き方の癖が変わらない。

そう悩んでいる人はぜひご相談くださいね。
あの頃、毒やしんどさ、生き辛さの元と共に与えられた「甘い蜜」を探し
手放すことで、根底からの解決につなげる事が出来ます。

それではまた。

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