こんにちは。
最近とある俳優が自身の配偶者の事を「嫁」と言ってプチ炎上したとネットニュースで読みました。
色んな人が参戦して「嫌いな言い方だ、、関西の芸人の影響で広まった?」的な事を言い出したりして
(濡れ衣じゃね?)でもさらに昔はこの人自身も「嫁」って使ってたのが見つかって逆に叩かれたりたりして、、、。
「嫁」って「息子の配偶者」の事ですが、「自分の配偶者」に使う事は「間違い」ではない様です。
私自身昔は嫁って「可愛い呼び方だな」って思ってたんですけど、
今は、やっぱり「妻」「夫」が良いなと思います。
っていうか嫁に行きたい。
変化してるわけですよ。言葉のイメージって変わるし、意味さえ長い年月で変わる。
一時「子供」の「供」という字が「供え物」「大人のお供」という意味を連想させるから良くないといって「子供」と表記せず「子ども」と表記する動きがありました。。
でも、「子供」と書いたからって「お前は子供を供え物と思っているのか」と攻撃されたらたまらんですよね。
そう、このブログなんてひとたまりもない。
言葉に含まれているバイアスが現代では好ましくないから、変えよう、変えたい、という考え方はわかります。
そもそも「言葉」「漢字」自体が、昔作られたものなので、大げさに言うと全部その言葉が作られた時代のバイアスはかかってるわけです。
そして大半はその「由来」を意識して使っているわけではない。だから問題意識もない。
だから言葉を変えるって、これ結構大仕事ですよ。
それ本気でやる気があるんじゃないと思うんですよね。ただ嫌だから批判。それは違うんじゃないかな。
たとえ自分の感覚としては気に入らなくても「そもそもある言葉」を「ルール上適切に使っている」「個人」を「非難する」「叩く」って、、、おかしいんじゃないかと私は思います。
で、本題です。
今日は、「これは気に食わない!」というクレームで人は幸せになるのか?というお話です。
2つの例をあげて書いていきますね。
夫を「主人て呼ばれて不愉快です」というクレーム
Twitterでこんな内容の投稿がこちらもプチ炎上していました。
ガス点検のおじさんが夫の事を「ご主人」といっていて夫婦2人とも「私たちは主従関係ではないので」と思って本社にクレーム入れました。
こんな感じの内容でした。
自分の配偶者の呼び方は、正式名称?「夫」「妻」があるのでまだ簡単なんですけど。
他人の配偶者への敬称って、正式名称「奥様」「ご主人様」以外に浸透しているものありますか?
家長制度とかも変わった今、
「うーーんちょっとなーー。好きではない。変えたい。」って思う人がいるのは、わかります。
では「なんて呼べばいいですか?」ってところだと思うんですよ。個人の思想は別としてまだ一般的にないんですよ。だからこう呼んでくださいって言ってもらわないとわからないです。
ところがですね。このひとは
「なんて呼んで欲しいかと言われても、ピンとくるものがない」と言っていたんですよ。。
え。
じゃあどうすれば良かったのでしょうか!!おじさんは。
で、このガスの点検の「おじさん」(相手に対しては「おじさん」と平気で書いているあたりが炎上ポイントでもあったんですけど。)
には言わず、本社にクレーム。
なんじゃそりゃw
・どう呼んで欲しいか自分でもわからない
・相手に伝えていない
そして自分の立場「お客様です」を利用して文句だけ言っている。
これでは憂さ晴らしはできても何ひとつ解決はしません。
この人事異動はおかしいです!気に入らない!という不満
さて次の例はこれです。
これは私の体験談ですね。
人事異動があってですね。。
全然気に入らない!!と言ってきた女性スタッフがいました。
すごい不満を抱えていたんですよ。
「会社はおかしい」「私の扱いはおかしい」「勤務地も」「役職も」「上司も!!!!」
もう何もかも不満だったんですよね。。
次の人事で意外と改善できる事も多いので聞いてみたんですよね。
「どうしたいの?どこでどんな立場でどうできたら良いん?」って。
そしたら彼女の答えはこうでした。
「えっ」
「そんなのないです!」
「会社が適切に判断するべきです!!」
えっ。。え、じゃねーよ。
「じゃあ、これが最善だって会社は思っているんだもん。変わらないよ。。。」
「配属されてから文句言って、いつか、当たりが来るまでずっと待つん、、(すげー迷惑なんですけど)?」
「だって私は一スタッフなので!!人事の事までわかりません。」
いや、人事じゃなくてあなたの希望だよ。。
もうどうしようもないんですよ、それじゃあ。私にできる事はもうねーよ。というか誰にもどうにもできないよ。
良かれと思っても変えても、彼女にとってはもっと悪くなるかもしれんしね。
この人も同じです。
・自分がどうしたいかわからない。
・だから伝えない。
さらに
・伝える責任は取りたくない。
・そして相手の責任として責め続ける。
クレームで幸せは来ない
この二つね。
本当の問題は、もしかしたら
・自分は大事にされていない。
そんな自己肯定感の問題かもしれません。
でも、それよりなにより、この2つの例の大問題はどちらも、
自分の外側に不平不満の気持だけを、ただただ、ぶつけている事です。
そして
わけわかんないけど、なんとかしてーー。いや、何とかしろよ―――
って叫んでいるわけです。
そう、全く自分の方に意識が向いていません。
ただ自分が被害者で。
ただ思えのせいで。
ただ何とかしろよ!!と思っている。
これは残念ですが、クレーマーの特徴です。
もしかしたらガス点検のおじさんはもっといい呼び方があったかもしれない。
もしかしたらもっと良い人事異動があったかもしれない。
でも、この人たちは、同じような不満を繰り返し、外側の何かに不満を持ち続けます。
ベクトルが外向きで。
やり方が攻撃だからです。
これではそもそも「自分の本当の問題」にさえ気づけないんです。
これ、やっちゃってませんか?
いつも相手に腹が立って、自分は正しいのに!!と社会や会社に不満ばかりではないでしょうか。
いつもいろんなお店にクレームばかり言っていたり匿名で文句のコメントばかり書いていたり。。
余談ですが、、、
基本的に誠意あるお店は「クレーム」には真摯に対応します。
でも「クレーマー」には対策をするんですよ。
だってとにかくお前が悪い、何とかしろよって言われてもどうしようもないからです。
これ、人間関係でも、ある意味一緒だと思うんですよね。
*
あれ、私そうかも。。。
って心当たりのある人は、まず、自分はどうしたい?と、自分にベクトルを向ける練習をしてみてくださいね。
それではまたーーー。
★根本解決!リトリーブサイコセラピー個人メニューの詳細はこちら↓
★福満のメルマガはこちらから。お得な特典もございます★
★まずは電話で相談したい!という方はこちらをご検討くださいね。