あなたは彼に【避妊して】って躊躇なく言えますか?【望まない妊娠と愛着の関係】

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こんにちは。
大阪の心理セラピスト福満です。

時々報道でもあります「望まない妊娠」について。
今日は特に女性、女の子、に向けての記事です。

望まない妊娠の理由と愛着の問題

これ、論じられるたびに
・性教育の問題
・男性側の意識の問題
・女性側の意識の問題
・命の問題
・責任の問題
・避妊薬の問題

など色々な方向から話がされます。そのどれも必要だとは思います。


今回私が言いたいのは、上記のような話だけではなく
・幼少期からの心理的な問題
がものすごく重要だ、という事。

今日はその事について話しますね。
主に「彼氏や夫との間」での問題について。

「愛情をくれる」「求めてくれる」を拒めますか?

さて。
付き合っている2人。

、、、が、そういう事になった時。SEXする時です。

大事なのは「避妊できないなら今日はしない。」という決断です。
それ言えますか?っていう事です。

話し合えていますか?
話し合っていないなら、直前にでも
正しい避妊ができないなら「じゃあ今日はしないね。」と決断できますか?言えますか?

方法は何でもいいんです。
別に避妊方法の啓発ブログじゃないですからね。

これを言えない人が、、、
後になって「大丈夫だと思ってしまった。。」という事になっているんだと思います。

性教育は確かに見直すべきでしょうが、それでも知っていると思うんですよね。
「避妊しないと妊娠するかもしれないよ」って事は。

でも「大丈夫だ」というおぼろげな知識や噂のほうを信じたかった、きっと大丈夫と言い聞かせた、、、、

つまり「大丈夫」という事にした、という事です。
、、、本当は知っていた、のに。
、、、本当は、「妊娠するかも」って怖かった、のに。

それ、飲み込んでませんか?
それ、自分に嘘をついたんです。


これは

大好きな相手
手が触れるほどの距離にいるその相手に
・あなたを欲しいと
・あなたを好きだと
そう言ってくる相手に、あなたは
「NO!」といえますか?

という問題です。

・そんなの言えない
・言うのが怖い

そんな本音が本当はあるのではないでしょうか。
これは珍しい事ではありません。
恥ずかしい事でも、馬鹿にされる事でもありません。

でもね。
同時に「だって恥ずかしいもん。」なんて
自分自身で笑って誤魔化していいような、軽い話でもありません。

「NO!」と言ったら
・がっかりされて嫌われる
・捨てられる

それは、心の奥にあなたが抱えている、本当の恐怖から来ています。

「NO」という恐怖を認めよう

普段、言いたい事は言える方だとか
避妊は男子の責任もあるじゃないですか!(当たり前です)とか
捨てられるまで思ってないけどーーーー。その場の雰囲気で、、、

とかいって誤魔化している場合ではないんですよ。。。
誤魔化している間は問題は解決せず、あなたは傷ついていきます。


その瞬間の自分の感覚を思い出してください。

ま、いいか。大丈夫だよね、、。と自分に言い聞かせる選択ではなく、
その瞬間にNO!って言うことをあなたが選択したら

何が起こりますか?


いえ、、

・そんなの言えない
・言うのが怖い
だって嫌われるから。


そんな感覚があるのではないでしょうか。

もちろん、頭ではわかっていると思います。

・そんな事で彼は自分を嫌わない。
・そんな事で一瞬機嫌悪くなっても大丈夫。

・そんな事で嫌ってくる男はダメ。
・避妊しないで逆切れする男はダメ。
・避妊しないと妊娠する可能性がある。
・命の責任も心の傷もどっちもは重い。


問題は、わかっているのにいざとなったら「NO」って言うのが怖い。


しっかりしている人ほど、NOというべきだとわかっています。
嫌われるのが怖くて言えないなんておかしいと思っています。
だからこそ、自分の中の「嫌われる恐怖」や、「言えないんだ」という事実を認められず、
「なぜか言えなくて」とか「何となく」とか誤魔化してしまうんです。

その場の自分の「妊娠への不安」や「相手への不信」を飲み込んでしまった。
相手とのその場のムード(空気)や相手の機嫌を優先して自分を蔑ろにしてしまった。

【自分がそうしている。】【「NO」という事に恐怖がある。】これをちゃんと認める事が
「なぜか言えない」を脱する事には必要です。

そして「なぜか言えない」を脱する事をしなければ、あなたは傷ついていくんです。
その傷の深さは避妊だけの問題ではないです。

「NO!を飲み込む」事と引換の愛情

この

  • NOと言うと嫌われる
  • 相手の期待を裏切ったら嫌われる
  • がっかりした顔が怖い

その感覚は、幼少期の親との関りから来ている事が多いです。

親の嫌な要求でも
・受け入れれば、その場だけは愛してくれる。せめて居場所が貰える。
・受け入れなければ、呆れられたり、見下されたり、無視や罵倒や拒絶、、、、


・親が機嫌のいい時だけ構ってくれた。
・親を喜ばせた時だけ愛してくれた。
・機嫌を損ねると無視された。
・いつも親の機嫌を取っていた。
・兄弟姉妹と比べられ、可愛がられていなかった。
・都合のいい時だけ愛された。
・ネグレクトや虐待。。

そのような環境の中で、
・親の愛情に飢えていた
・親の愛情が不安定で不安を抱えていた


という状態の中で育つと、無意識に
・相手の機嫌をとってしまう
・NOと言えない
・嫌われる、見捨てられる恐怖

・必要とされたくてたまらない
そんな感覚を抱えてしまいます。

子供にとって見捨てられる、嫌われる、というのは「生きていけない感覚」です。
それに親に見捨てられるのは「絶望の感覚」です。

だからめちゃくちゃ怖い感覚です。

その「恐怖の感覚」は大人になったからといって消える事はなく
・大事な人
・関係の深い人

に投影していきます。

そのような感覚を抱えた人にとって、

好きな人に、まして手が触れるほどの距離にいるその相手に
・あなたを欲しいと
・あなたを好きだと
そう言われて
「NO!」という事は、無意識にとてつもない恐怖を感じるのは当然ですよね。

「NO!」と言わなければきっと1秒後には抱きしめてくれるんです。
「NO!」といえば・がっかりされて嫌われる・捨てられる。生きていけない、、、。

その一瞬で、あなたはその二択を、しているわけです。

めちゃくちゃ欲しい感覚=受け入れられ、求められ、必要とされ、愛される。

めちゃくちゃ感じたくない感覚=拒絶、必要とされない、見捨てられる、嫌われる


その二択です。
そりゃ、欲しい感覚を選んでしまいますよ。

だから、この恐怖を抱えている人にとってはNOと言えないのはある意味当たり前なんです。。

でも、、、
ずっと、恐怖を抱えながら不安を伝えられず、本音を飲み込む事と引換の愛情。。


それで本当に安心感を得る事ってできるでしょうか。

自分自身を大事にする、自分を見下さないために

この問題の解決は
・嫌われてもいいから「NO!」と言う
・自分個人で気をつける。(ピルなどでの避妊)

という事でしょうか。

確かに「望まない妊娠をしない」という意味ではそれでいいかもしれません。

でも、、、、
本当に解決しなくてはいけないのは、
・相手の機嫌をとってしまう
・NOと言えない
・嫌われる、見捨てられる恐怖

・必要とされたくてたまらない

そこではないでしょうか。

あなたがあなたの「NO!」という意思も大事にする事や
あなたが自分自身を大事にする事。

それが出来るようなることこそ、本当の解決ではないでしょうか。

本来あなたは、「NO」と言わないかわりに愛情を貰わないといけない、
そうしないと生きていけない、そんな存在として生きていく必要はないから。

この恐怖の問題は、しっかり向き合って解決して欲しいなと思います。
心理セラピー(リトリーブサイコセラピー)でもこの問題は扱います。


そして、、、。
娘の望まない妊娠を避けるために一番必要なのは

・男に気をつけなさいよ!
・避妊しなさいよ!

とうるさく言うことではないのです。


それではまたーー。



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