こんにちは。リトリーブサイコセラピー、大阪のセラピストの福満です。
あっという間に1月が22日になっていた。びっくり。
メルマガの皆様にはちょっとだけ前にご挨拶できたんだけど、結局今日が今年の初ブログですね。
どうぞよろしくお願い致します。って事で、こちらからメルマガ登録もお願い致します💛
今年は、これまで以上に「変わりたい」人に向けてセッションを提供していきたいなと思っています。
「変わりたい自分」を認めて、今なぜそうできないのか、何が引っかかっているのか、本当に欲しいものは何なのか。
自分が「幸せだ」と感じられるように。自分の人生の舵を握れるように。
心理のお話しや、心理セラピーを通してサポートしていきたいと思っております。
今日はその「変わりたい」について。お話ししたいと思います。
私はどうなりたい?と問いかけてみた事がありますか?
心理セラピーの場で必ず聞くことがあります。
それは
「あなたはどうなりたいですか?」
「どう変わりたいですか?」
「どんな自分になったら解決したなって感じますか?」
という質問。
これ、悩んでいる時に自分に問いかけてあげる事お勧めします。
人って悩んでいる時はしんどいですし、
困っていたり
追い詰められていたりするので
「どうしたら良いかわからない!」「無理!!」「しんどい…」
という感覚で完結してしまっていることが多く、選択肢がめちゃくちゃ少なくなってたりするんですよ。
そんな時に一呼吸おいて、自分にこの質問をすることは効果的ですよ。
で、話を戻しますね。
この質問をすると、結構な割合で
「え??」という顔をされる方が多いです。。。。
![](https://takiko-therapy.com/wp-content/uploads/2020/12/question_head_girl-e1608832276806.png)
もちろん、そんなのわからない。
ただしんどいから相談に来た。。というのももちろん最初は良いんですけど、
それだと、結局解決したとしても、、というか、、、そもそも、何が解決なのかわからないですよね。
「しんどい」→「楽になる」は大事ですけどそれだけだと結局、元に戻ってしまうんです。。
だって無意味にただ単に「しんどい」わけではないからです。
無意識のうちに「このしんどいやり方でしか〇〇(欲しいもの)は得られない」と思い込んでしまっているからこそ「しんどい」選択をしてしまっているわけですから。
なので、ただしんどさを取ったのではこの「〇〇」が得られない感覚が強くなってしまうので、結局リバウンドしてしまいやすいんです。「〇〇」が得たいんだもん。。
この「〇〇」、リトリーブサイコセラピーお馴染みの「二次利得」ですね。→二次利得について知りたい人はこちら
なので、
「自分はどうなりたい?」
「自分はどう行動したい?」
「どんな自分になったら解決?」
という問いかけがとても大事なんです。
「自分自身の気持ちがわからない」という感覚の方もいると思いますが、問いかけて初めて「自分自椎の気持ちがわからない」事にありありと気づき「自分自身の気持ちがわかるようになりたい」と思えます。
あの人がもうちょっと、こうなってくれたら解決です。
そしてこれもものすごーーーーーーーーく多いのでですけど、
こんな返事が返ってくることも多いです。
「彼が浮気をやめれば解決かなー」
「上司がもうちょっと理不尽な事を言わなければ」
「娘が幸せになってくれれば」
「私をみんなが受け入れてくれたら」
もちろんそうなんです。
そうなったらいいなあと思う事は何も悪くはありません。
けど、ちょっと待ってください。
これ、「あなたがどうなりたい?」の答えにはなってないの、、、わかりますか?
そうなんですよ。
「自分はどうしたいんだろう」と考えているはずなのに、自然と口から
「あの人にこうなって欲しい」が出てくる。こういう人は、とっても多いです。 他人軸というやつですね。
これでは永遠に、「私はこうなりたい。こうしたい。」という答えは出てきません。
これで出てくるのは、結局「あの人が変わってくれたらナーーー」です。
これを繰り返していると、
・変わってくれないさみしさ。
・結局手に入らない悲しさ。
・思い通りにならない苛立ち。
が増していってしまいます。
そして「あの人が変わってくれたらナーーー」 を解決の目標にしてしまう事は、あの人に人生をゆだねる事です。
あなたの欲しいもの。「〇〇」って何だろう。
変わって欲しい気持ちが悪いのではなく、その事実にまずは気付くことが大事です。
「彼が浮気をやめれば」
「上司がもうちょっと理不尽な事を言わなければ」
「娘が幸せになってくれれば」
「私をみんなが受け入れてくれたら」
![](https://takiko-therapy.com/wp-content/uploads/2021/01/インキャ.png)
そんな風に周りが変わる事であなたはいったいどんな感覚になれると感じているのでしょうか。
これがあなたの欲しい「〇〇」(二次利得)です。
それは
・安心できる
・居場所がある
・大事にされている感覚
・リラックスできる
・孤独じゃない
という感覚かもしれませんね。
そして、この感覚になりたいと感じている時にあなたは、主語を他人にしてしまう、
「私はどうなりたい?」ではなく「相手がこうなれば…..」という思考回路になってしまう癖があるという事。
うん。だから答えが出ないんです。
だって、人は自分しか変えられないからです。人をどう変えるかを自分の事のように考えても答えは出ない。
だから悩みの森から出れなくなってしまうんです。
![](https://takiko-therapy.com/wp-content/uploads/2019/11/09a15bf45f247090e2c7ff3b5a12565c_s.jpg)
そしてそのうち、だんだん、
「だって!!!どうすればいいのよ。。」という気分になってしまう。
そりゃそうです。人に変わって欲しいんだもん。「どうしたら良いの?どうしたら変わってくれるの?」と聞く感覚になりのは当たり前なんです。
「どうなりたい?」と聞かれるだけで責められている気分になる、自分に問いかけただけで、イライラしたり悲しくなる、、、そんな人もいると思います。「私が悪いんじゃないのに」みたいな。
あなたが自分を主語にできない理由
今日の話に、なんだかザワザワした人、私そうかも、、、
という人は、自分の人生の主役が自分ではない。自分の人生の舵を握る事が出来ていない、、
という事が起きています。
本来、今の「大人」のあなたは、自分の人生の舵を自分で握る力があります。そして自分の人生の主役は自分です。
でも、その感覚が持てていないという事。これは、自分の人生の舵を自分で握る力なかった頃、、
幼少期にこの感覚を握りしめてしまった可能性があります。
小さい子供は、自分の命を、お母さんやお父さん、周りの大人に
頼って
委ねて
生きていきます。そうしながら、自分の中に、安心感や人との繋がり、そして生きる力を育んでいくんです。
でも、、この環境が叶わない場合もあります。
例えば
・親が機嫌が悪いと面倒を見てくれない
・親子逆転「親子の役割逆転」現象が起きていて、子供のあなたが親の精神的な面倒を見ていた
・可哀想あお母さん(お父さん)を慰める役割だった
・家族内のいじめ(誰かターゲットになったり仲間外れになる)があった
・虐待などがあり、地雷がどこにあるかわからないので、親の顔色を伺っていた
・自分の気持ちは無視された
・感情を出したら拒否された。。。。など。
そんな環境のなかで生きていると、いつも子供は
![](https://takiko-therapy.com/wp-content/uploads/2021/01/kyoufusyou_ansyo.png)
「お母さんを安心させなくては」
「いい子にして受け入れてもらわなくては」
そうでなくては「生きていけない」という恐怖を抱えながら生活することになります。
この状況では主語を自分にすることなんてできないですよね。
相手を変える事。相手の機嫌。相手に受け入れてもらう事。
それが、安心を手に入れる唯一の選択肢という感覚になってしまいます。
この恐怖は想像を絶するものがあると思います。
「あの人が変わってくれたらナーーー」を解決だと感じている。
「主語」が自分じゃない。
自分のどうなりたいがわからない。
自分はどうなりたいか考え始めるといつの間にか誰かの事を考えている。
そんな自分に気付いたら、この恐怖を扱う事が大切です。
自分が
・どうなりたいか
・どういきたいか
を大事にして生きたいと思ったら、ぜひご相談くださいね。
精いっぱいサポートさせていただきます。
それではまたーーーー。
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