こんにちは。リトリーブサイコセラピー、大阪の心理セラピストの福満 多岐子です。
あっという間に今年も終わりですが。。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は昨日からお休みです。
年内のセッションもすべて終了しました。ありがとうございました。新年1月からの受付、開始しております。
さてさて、年末私は、とある仲間と2人でいつものお店で、お酒を飲んだんですよね。。
ある寒い冬の事です。。
そう。寒かったんですよ。。
だから私はこう頼みましたよね。
「えっと、、黒霧島、、お湯割りで。」
とにかく暖かいものが飲みたかったし、お酒が飲みたかったので、そのお店のラインナップからすると黒霧島だったわけです。。
で、その何日か後にもその同じ仲間とまた同じ店に行き、、「黒霧島」飲んで、よく笑いよく食べ、サクッと帰宅したんです。
で、彼女とこないだメッセージのやり取りしていた時にですね。。
「タキコは黒霧島と相性が良いよ。黒霧島飲んでる時面白いこと言うから黒霧島を飲むといい。」って言われたんですよ。
あははは。
黒霧島飲んでなくても面白いわ、、、
とか返しながらふと思い出したんです。
- 私、昔絶対芋焼酎飲まない女だったんだよなあ。
- 私、面白いって言われたら、ムカついてたなあ。 でも面白くないって言われてもムカついていたけど。
さて、今日はそんな私がなぜ黒霧島を飲み、面白い上等!また面白く飲もう!と言えるようになったのか。。
それを書き連ねたい、、と思います。
え?いらん??
これは「思い込みと自己否定」のお話です。
芋焼酎と私
私が社会人になった頃、私は毎日のようにお酒を飲んでいました。
何だろう。。(笑)
楽しかったんですよね。帰りに飲んで帰る自由みたいなのが。仲間と今日の仕事の自分の頑張りと愚痴を言いあう的な。そしていきなり恋相談が始まったり。
そして徐々にお酒というものを知っていく私。。。
飲めるお酒は、焼酎、白ワイン、などなど、、その頃は、カクテルも流行りでしたね。。
で、まあ、仕事帰りは、たこ焼き食べながらビール飲んだり、唐揚げ食べながら酎ハイ飲んだりしていたんですけど。
よく一緒に飲みに行っていたおっちゃん(わりと仲良し)が、「やっぱり芋やな。。。」
っといってやたら芋焼酎を飲んでたんですよね。
で、くさいし、だいたい、「芋」と言うのがダサいよね、芋くさい。なんかダサい。と私は思っていたんですよ。
え?ええ。偏見です。一億パーセント偏見。
当時の私は、
・かっこいい
・通である
事に価値を感じていたので、酒をお湯で割るなんてダサいとか、通はハイボールなんて言わないとか(「山崎10年をソーダ割で。」の方がかっこいい的な)そういう謎の知識を、、、
どんどん自分の中のお酒知識として刷り込んでいってたんですよ。。
でも実際はおっちゃんたちと餃子でチューハイ飲んでるだけですけどw
で、聞いたんです。おっちゃんに。

何でいっつも芋なん??ダサいし臭いのに。
そしたら返事がまさかのこれです。。

芋はくさいんや。。

くさい酒はすぐ酔える。。。
俺らの若いころは金がなかった。でもすぐに酔いたい。くっと一気に酔える、それが芋焼酎なんや。
ええええええ!?

私は1億歩引きました。
金がないから安値で酔えるのが芋焼酎。。
ええ!彼からだけ聞いた言葉ですよ。 他では聞いたことないもん。 でもその場にいる他のおっちゃんも誰も否定しなかったんだよ。。
刷り込まれました。「ダサすぎる。絶対いや。」
肉うどんと私
ここからはサクサク行きましょう。
子供の頃、おうどん屋さんって家族で行く事はそんなになかったんです。
でも一度だけ母と2人でおうどん屋さんに行ったんです。
因みにうちの母親は、外面をかっこよく体裁よくしたい、恥かきたくない、というのがね、割と強いと思います。でもそのかっこつけがどこかズレているというか。。うん。「芋焼酎と私」で分かる通り私もそれをしっかり受け継いでおりました。
でおうどん屋さん。

あ、私、肉うどんにしよ。初体験。
すると母。。。

えww---。肉うどん?そんなんすんの?私は卵とじにしようっと。

は?何?肉うどん何があかんの。

良いけど。。なんか、おっさんみたい。工事現場とかでがっつり働いてる人ようないかついおっさんが「よしゃー肉うどん食うぜ~」みたいな。あはは。

はあ??
でも、1ミリわかる。なんかすっごいそれが嫌で、私、違うおうどん頼んだんですよね。。。クソッ
はあ?何言ってんの?と思ったけど、肉うどんというとまず「よしゃ―肉うどん食うぜ~」が浮かぶ。。
はい。刷り込まれました。「おっさんみたいは嫌。。」
真面目に話しているんだから。
子供ってね。
家の中が緊張感があったり、うまく回っていないのを感じると、おどけて見せたりするんですよね。
和ませたい「ピエロ役」そして「仲裁役」「バランサー」。そしてそれはある意味、大人の感情の面倒を見て家族を壊さないようにする「親子逆転の大人役」でもあります。
これは経験ある人多いと思います。
で、大人も無意識でそれを利用します。
大人だけだと気づまりな場所、、まあ、旦那さんの実家とか、子供を連れて行っていて子供が間にいれば何とかなるわ~とか、夫婦ふたりだとギスギスするけど子供が帰ってきてくれたらホッとする。とか。
あるいは、子供の涙で仲直り、、離婚思いとどまった、とかありがちですよね。。。
私もそんな子供でした。
ですが。子供がチョケて来ても本質は解決しない、ダメなわけです。
だから、子供が自分の思い通り、自分の味方をしなかったり。
もう離婚と決めた時に、必死で仲裁されても今度は親自身が自分が苦しいわけです。だから
ピエロ役も仲裁役も今はいらない!!
私の味方しないならいらない!!
あっち行ってなさい!!
、、となります。
私が子供心に衝撃だったのはこの二言です。母と祖母からの。。

たきちゃん。こっからは大人の話だから、黙っておきなさい。おばあちゃんと向こう行っておこう。

笑い事じゃないんだよ。子供が入る事じゃないんだよ。大事な話なんだから。
えええええええ!!

ずっと大人の問題に巻き込んできたのはどっちですか!!!!!
真面目に??こっちは命がけで笑い事にしてるんですけど!!まじめですけど!考えてますけど!
って感じですよね。今思えば。
でも、私の中で、「面白いね」は、「ちゃんと考えてないね」「ふざけているね」「いざという時は役に立たないあっち行け」と言われる感感覚。。大きな怒りと絶望、やりきれなさ、、、を内包する言葉となりました。
世界を狭くする「思い込みと自己否定」
さて、、、。
黒霧島を頼んでる私に

金がないけど酔いたいんだね
肉うどんを食べる私に

おっさんみたいだね
たきこ面白いねって言いながら

面白いだけで役に立たないあっち行け。
そんな人は少ないと思います。ほぼいないと思います。わかっていますよ!!!
でも、そんな感覚があるわけです。
そしてそれは自分の中に
私ってダサいんじゃないの
私って上品さがないんじゃないの
私って馬鹿にされてるんじゃないの
私ってホントはわかってないんじゃないの
私ってダメなんじゃないの
私って価値がないんじゃないの
という「自己否定」があるからこそ鵜呑みにしたし、その自己否定の感覚とリンクしたからこそ結びついて切り離せないんです。。
思い込みは、他の選択肢や他の考えが見えていない時に起こります。
そして、思い込んでいると、他の選択肢が見えません。悪循環です。
この広い世界の中で、狭い世界の中に、、認知のゆがんだ空間の中に閉じ込められて凝り固まってしまうんです。
肉うどんが食べれないだけ。
黒霧島が飲めないだけ。
そんな話ではありません。。
この 認知のゆがんだ空間から出るカギは2つです。
・自己否定の問題に気付く。
・認知の歪み(間違った思い込み)に気付く。
これってなかなか外側からはできないので、行き詰っている方は、電話カウンセリングなども活用してみてくださいね。
おまけ。肉わかめうどんならOK
ちなみに今となっては、なんなら、黒霧島を飲みながら、肉うどんも食べられる!そんな私ですが、私が「母のイメージ」が、なんてばかばかしいんだろうと思ったきっかけは、これ。
ある日、「にくわかうどん」を食べていたんですよ。マイ、ママン。

あ、おかあさんも「にくわかうどん」とか食べるんや。

え。にくわかは好きよ。
えええええええ!!!
いかついおっさんっぽいから嫌なんじゃないの!!!!!!!!え?何??

いや、わかめが入ってたらいいやん。肉だけだとおっちゃんぽい。
えええ。

ほんと、意味わかんないわ。。。。知らんがな。。
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