こんにちは。大阪のリトリーブサイコセラピーの福満です。
この週末はiPhoneが絶不調&機種変更のため大変でしたよ~~~。涙。この機械音痴に加えて、アプリやナンヤカンヤのパスワード地獄。色んな意味で整理整頓が下手なんでしょうね。
iPhoneのばかやろー。なんでやねん。も~~~。Appleが悪い←八つ当たり、いや、そもそもあの時このアプリが、、、。とイライラしながらやっておりました。
はい。誰も悪くないんですけどね。
さて今回は、この「〇〇のせい」「〇〇が悪いんだ」という感覚。「自分のせい。」「あいつのせい。」「iPhoneのせい」(違う)という感覚についてお話ししていきますね。
自分のせいだ、他人のせいだ、、と思いやすい人のそれぞれのスタートボタン
割と何でも「自分が悪いのかな」と感じたり、もっとはっきり「自分のせいだ」ととらえたりしがちな人っていますよね。もうそれは「思考パターン」と言えます。
例えば会社で「おはよう」って言ったのに「おはよう」って返ってこない。あれ?気づいてたと思うんだけど。。そんな時。ありますよね。気軽にもう一度「おはよう!」ていえばいいのに。「どうしたの?なんかあった?」っていえばいいのに。なぜか言えずに。。そんな事ありませんか?
そんな時「私のせい」思考パターンの人は、無意識にこんなスタートボタンを押していることが多いんです。
「きっと私が何かした。…..何をしたんだろう。」というボタンです。自分の落ち度を探していくスイッチですね。もちろん相手には寄りますが、こんな時「また私何かしてしまったのかな」という不安の方が大きくなりがちかもしれません。

それでは逆に「相手の行動が悪い」「相手のせいに違いない」ととらえがちな人のボタンはどんな感じでしょう。
そんな時の押すのはこんな思考のスタートボタンではないでしょうか。「あの人の悪いところを探せ!」ボタンです。
- 何があるにしろ挨拶位するべきよ!しないのがおかしい。
- そもそも後輩から挨拶するべきだ。
- イヤホンとかしてるとしてもダメ!会社の中なんだから。
- 急に無視なんて言いたいことがあるならはっきりゆうべき!
- あの事怒ってるとしたら筋違いだわ!
というように、あいさつしない相手が悪い!!という根拠をどんどん探していくスイッチです。こんな時はとにかく苛々しがちかもしれません。
自分責め、他人責め、それぞれの「解決」「ゴール」とは?
さて、同じ「挨拶を無視されたと感じた」場合でも、持っているスイッチが違うと、進む方向が変わるのがお判りいただけたでしょうか。
あなたは、どちらのタイプでしたか?
自分の悪いところを探すタイプと、相手の悪いところを探しタイプ。両方あるわ、と思ったかもしれません。
自分を責めるタイプの人は
- 相手の機嫌を取る
- よくわからないけど謝ったり相手の下に入る
- 自分の悪かったところを聞く
- これ以上そんな思いをしないように相手を避ける
例えばそんな風に、「自運の悪いところを直す方向で」問題を「解決」したり、自分が悪いんだからしょうがないから避けて「終わらせよう」としがちです。
相手を責めるタイプの人は

- 他の友達などに不満を言う
- 相手に「挨拶はすべき!!」と注意する
- 威圧してちゃんと挨拶をさせる。
- 挨拶もできない奴は嫌いだから相手にしないように関わらないようにする。
という感じで「相手の悪いところを直させて」問題を「解決」したり、自分が正しいという事を証明することで「終わらせる」という事を試みがちです。
自分責め、他人責め、「目的は同じ?」かもしれません。
どうでしょうか。そして、これは思考のパターンなので、様々な問題にあたるたびに、同じような方法で解決しようとしがちなんですね。
でも、 今回の例は実は「自分を責める人」も「他人を責める人」も、その解決方法がうまくいったとしてもおんなじ結果を手に入れているだけなんですね。お気付でしょうか。。
- 関わらなくなって「嫌な思いをしなくなった」
- 挨拶が返ってくるから「嫌な思いをしなくなった」
これって解決でしょうか。。
感じなくなったから解決と表面上は言えるかもしれません。でもこんな風に「嫌な感覚を感じない事」を目的にする解決方法だと、また似たようなシーンで、似たような悩みを抱えることになるんです。だって、これ、「自分のせいにして自分を変える」or「相手のせいにして相手を変える」または「相手を避ける」というだけの作戦だからです。
そうなんです。自分責め、他人責め、それは解決に向かうというよりは、「感じたくなるための」作戦。どちらも目指すところは「とにかく感じない!!!!!」なんですね。
ここから、本当の解決について2つのポイントを話していきますね。
「挨拶して貰えない」その時何があなたに「スイッチ」を押させたか。
そもそも、何もひっかりがなければ、相手から挨拶が返ってこなかったら、軽くもう一度声をかけたり 「どうしたの?」と気軽に聞けるかもしれませんよね。 ただ、聞こえなかったのかもしれないですし。本当の解決に必要なのは、まずそこで「無視された!!!」となる前に、冷静に現実を見る事です。
でも、一瞬それが出来なくなってしまう。それは自分の中の何かが反応したんです。ふと冷静になれず自分の中のスイッチを押してしまう原因こそ大切なんです。それはその出来事が
- 無視された
- 蔑ろにされた
- 小さな扱いを受けた
- 邪魔扱いされた
- 見捨てられた
- 馬鹿にされた
- 嫌われた
心の奥にあるそんな感覚に、触れてしまったからこそ、反応が起きていることが多いんです。その「自分を責める」「他人を責める」スイッチは、自分の心を守るスイッチです。「感じたくない!」のスイッチです。
この時、本当の解決に必要なのは「反応した原因を見つけて解決する事」です。
「挨拶を無視された」ちょっとしたことかもしれません。でもその時にあなたの心が反応したなら、そこには自分の中の「人との関係の恐怖」が隠れているんです。それを、自分を責めたり、相手を責めたりして「とにかく感じない」という解決を目指してしまうと、自分や相手を粗末に扱って、 人との距離をとって関わらない方向に向かっていってしまいます。

人と関わらなければ、確かに嫌な気持ちは感じません。でも、それは本当に自分の望む解決でしょうか。ぜひ一度考えてみてくださいね。
それではまたね===
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