うまくいってない組織ほどぶれる。ぶれている組織程うまくいかない。んーどっちなんでしょうか。
でも、そうですよね?
売れるブランドは軸がある。売れないブランドは、コンセプトがブレブレ。
これはまさしくそうですよね。
、、、って何の話やねん!
。。こんにちは。大阪の心理セラピスト、福満です。
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さてさて、皆さんはこんなアンケートに答えたことはないですか。
小売業。レストラン、百貨店、家電量販店、美容院…….
・今後どういう商品を商品を入荷して欲しいですか?
A.可愛い系。 B.クール系。 C.きれい系。
みたいなアンケート。
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最近の美容院だとこんなところもあるらしいんです。
・美容院ではどうお過ごしになりたいですか?
A.お喋りを楽しみたい。 B.疲れているので静かにしたい。 C.髪型について教えて欲しい。
まあ、実は母の通う美容院の初来店でのアンケートにあるらしい。
なんじゃい。「お喋りを楽しみたい!!」と思って、そこに〇をして、その担当の美容師さんと会話が弾まなかったらどうするん。お互い地獄やないかと私は思いますが。「お喋りを楽しみたかったけど、少し本を読むわ」って、逆に言いにくいし言われたくもなくない?と、私は思うんですけど。普通にコミュニュケーションとって、話したくなければ話さないようにしたい。
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もうひとつはこのパターン。これも美容院なのですが、何年も行ってなかったお店からこんな葉書が来ていました。
当店から足が遠のいた理由をお聞かせください。
A.カット技術に満足できなかった。 B.接客が良くなかった。 C.待ち時間が長い。
まあ、ちょっと内容は適当ですけど、そんな感じで、クーポンとか付いててですね、また来てねっていう結局DMなんですけれども。
お客さんに「どうしたら良い?」と聞いたら満足してもらえる?
これらのアンケートは、要するに
「あなたに合わせますから来てください。そして買ってください!!」「あなたの意見に合わせますからクレーム言わないでください」
って事です。アンケートのふりして宣伝だったり、細かくは色々ありますが。基本、ちょっとしんどいお店です。売り上げが落ちてきているとかね。不安や焦りのある時。さらに自分たちのサービスに自信や責任を持ちきれない状態のお店です。
でもですね。
お客さんって別にそんなに好きでもないそのお店の事を、真剣に考えて答えないですよ。あなたもそうではないですか?しかも離れていたお客さん。アンケートを取ってもそこにはそんなに愛はないですから(だって離れていってるお客さんですよ!!)結構適当に書いてきますよ。好きな事を。私がとある超大手小売店でアンケートの集計のお手伝いをした時も、散々でした、中身。
- 高い
- 前にあったような商品が置いてほしい←(古くて売れないからやめたもの
あーして欲しい、こーして欲しい。これが嫌ーあれが嫌ー。好きな事を書いてきます。まあでも、それを改善したから行くわけでもない。。書いてと言われたから書いただけですw
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ではではここからは何か「お店」をイメージして、自分をオーナー、店長、従業員、(スタッフ)っていう目線で読んでいってくださいね。
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オーナーや店長さんが「軸をもって」そのアンケートを「参考に」見れたら良いのですが、不安な状態の時ってそれは難しいので、
- 価格を下げようか
- またあの商品を入れようか
- お客さんが言ってる事を取り入れよう
みたいになりがちです。会社組織でもそんな意見が出やすいですよね。でも、お客さんって当然「Aが良い!」「Bが良い」バラバラだから、「合わせよう」とすると、なかなか難しいんですよ。
そして起こるのって何だと思いますか?
- コンセプトがブレブレになるので今いる顧客も離れていく
- 結局アンケートであーだこーだ言ったお客さんが来るわけではない
- 従業員側のやる気が失われる。不安になる。→内側がぐらつく
今回特に言いたいのは3です。
- こんなお店にしたい
- こんなサービスがしたい
- これを提供したい!!
そこに意思がなく、とにかく不安そうなオーナーが「とにかくわからないけどお客さんに合わせよう!!」という方針って、ますます不安で不信感が湧くし、面白くないし。。そんな自分の気持ちもほったらかしで、お客さんがこう言ってる!!と言われても…..
ということで、この状態になると、やる気のある従業員程「退職します」という事になりがちです。ますます、組織の内側はですね、「無気力」な人や、「不安」な人が、働いている状態になっていきます。内部崩壊がおこるんです。
これはもう、負のスパイラルでしかありません。
でも、アルアルなんですよ。これ。
不安でイラつく迷えるオーナーと、無気力な従業員
さて。
もうつまんなくなって、無気力に仕事してるスタッフと、そんなスタッフには目を向けず、不安でイラつきながら、離れていった、たいしてお店を大事に思っているわけでもないお客さんにおもねってアンケートとってるオーナー。
この両者の関係が、あなた自身の中で「一人二役」で行われている可能性はないですか?というお話なんです。
そう。
「会社の人間関係」「ママ友の人間関係」「集団の人間関係」「恋人との関係」など悩みを抱えて、
- 人の顔色を伺って
- どうやったら仲よくしてくれるか考えて
- 我慢して自分の意見を言わず
- どうやったら怒られないか考えて
- 自分の本音は無視をする。
- もうこんなところにいたくない感覚になり
- 不安になり
- どうせ私は。。と無気力になっていく。
外側ばっかり見て、従業員は置いてきぼり、さらに迷走するお店とおんなじじゃん!!
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ところで、お店の目的は「売り上げ」です。
迷走しながらも。不本意な商品を置き、好みでない接客をして、お客さんの顔色を、見て、合わせて合わせて合わせて。
それでもし売り上げが上がったら。
やりがいはないかもしれないけど、コンセプトはブレブレでもある意味目的は達成される。無気力な従業員もね。まあね、お給料は貰えるわけです。
そうやって無気力ながらなんとなく成り立っているお店や会社はあります。
あなたが欲しいものは「売り上げ」と「お客さん」ですか?
では。
人間関係での「目的」は、何でしょうか。
思っていない事を空気に合わせて言い、相手の顔色を見て、合わせて合わせて合わせて。 本当の自分を消して。 お店が「売り上げを」得るように得るように、、、
「心地よい人間関係?」「安心?」「愛情?」……..得られてますか?
孤独が埋まる?仲良くしてもらえる?仲間外れにされない?
目的は達成されていますか?・・・・・・本当に?
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「それでも一人よりは良い。
それが本音、かもしれないね。
恋愛だったらもっとそうかも。
「それでもあの人といたい。
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本音だと思うからそこに気付けるといいと思う。それくらい孤独が怖い事。
でも、同時にね。
本当の本当に、あなたが望むのはそれですか?
自分をないがしろにして「相手に合わせて」受け入れてもらう、愛をもらう、というやり方は、往々にして失敗し、しかも、内部崩壊をおこしてしまう。それは、 企業もそう、お店もそう、でも、「人間の心」はさらに、そうなんだよ。
だって、
ないがしろにしているのも自分。辛いのも自分。でも、そうしないと孤独になるほど思い詰めているのもまた、自分。…….だから、逃げ場所がなくなってしまう。
- もう何もかも嫌
- 生きていたくない
- 死んでしまいたい
- やる気が出ない
- あの人に嫌われたら無理
- ココしか居場所がない
あなたが、「人間関係」に悩みを持っていて、そんな感覚になっているとしたら。
それは、あなたの中で内部崩壊がもう起きているのが原因かもしれません。
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「わたしそうかも。どうしよう。」と思ったかもしれない。
でも、大丈夫です。
この、内側の自分のしんどさ逃げ場のなさに、に、気づいたら。このままの状態で人生を送るのが嫌だって感じたら。
もうそれは「解決するタイミング」なんだと私は思います。
その為に一番にすることは「自分の内側で何が起こっているかを見る」事です。そしてまずは自分の居場所を自分の中に作ること。
プロの手を頼ってくださいね。
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結論のないアンケートを心の中でとりながら、相手に偽物の「安心感」をもらう「人間関係」ではなく、「心から安心できる人間関係」を作っていきたいと思いませんか?
そうできたら、自分はどんな感覚になって、人間関係はどんな風に変化できるでしょうか。
ぜひイメージしてみてくださいね。
それでは今日はここまで。
またね~~~
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