こんにちは。リトリーブサイコセラピー・大阪のセラピスト、福満です。
最近職場から1時間くらい歩いて帰っています。都会の夜景ってきれいですよね。
私は歩くのが好きなのですごーく気持ちがすっきりします。20年位前にニューヨーカーがスニーカーで出勤するのがはやりませんでしたか?(古い)覚えている人がいたら教えてください。。。
あ!時間に余裕がある人は気分転換にぜひみて歩いてみてね。お勧め♪です。
できるんだけど嫌い、嫌だけど得意、、、。そしてなぜかまたやっている
さて今日のテーマ。
得意といえば得意な仕事。何となく人よりできる仕事。つい自分がやってしまう仕事。つい「私やります~」と言ってしまう仕事。
嫌なわけじゃないんだけど、、でもなぜかやっていると
- イライラする
- 何で私がやらないといけないんだろう感
があったり。。
またははっきりと
- この役割嫌なんだよね
と思う割に、なぜかまたいつの間にかその役割を担っている。。
そんな仕事はありませんか。
- できる仕事があんまり好きじゃない。
- 嫌なんだけどやらないと落ち着かない。
- 好きでやりたいなと思うんだけどやり始めたらどうにも嫌になる。
この感覚って地味にきついんですよね。自分でもよくわからないまま、しんどさを抱えてしまいやすいこの感覚について今日は話していきますね。
どんな原動力で「その能力」を身に付けたか?
ポイントはこの仕事にたいして「不快感」「やらされ感」「苦手感」「苦痛」という何らかの【ネガティブな感覚】を持ちながら、
同時に「できる自信」「自分の役割」「やる気」などの何らかの【ポジティブな感覚】を持っているという事です。
矛盾した2つの感覚を持つからこそ人はそれを「しんどい」「苦しい」「悩んでいる」と感じるんですよね。
どちらか一つなら極端に言えば、やればいいし、やらなければいいんです。
さてさて、その2つの感覚を持つ理由はいろいろありますが、今回のもう一つのポイントはあなたがこの仕事をなぜか「できる」「する」というところです。
なぜこんな状態になっているのか。。
「そもそもなぜそれをやり始めたか」「あなたがその能力をなぜ身に付けたか」にヒントがあります。
人が何かの「能力」を身に付けるとき、何が原動力になると思いますか?
大きく分けるとこの2つです。
- やりたい!という欲求
- やらないと生きていけない!という恐怖
単純にやりたいと思ってやることって、やってても楽しいし、できたら達成感がありますよね。 でもやらなければ生きていけない!と感じるからやることって、どうですか?
やってる間も怖いし、焦る。やり終わっても、安堵感はあるかもしれませんが怖かった、嫌だった。苦しかった。もうやりたくない。そう感じるのではないでしょうか。
それは「あの頃」の感覚かもしれません
たとえば、、、
■会話のない、仲の悪いお父さんとお母さんの間でメッセージボードのようなバランサーのような役割をあなたがこなしていたとしたら。無言、有言でその圧力があったとしたら、、、。そうしないと平和が成り立たない家庭だったとしたら。
今のあなたは、会議や手配、いろいろな伝達が得意かもしれません。部長と課長、AさんとBさん、取引先との関係性、、両者をうまくまとめる役割を担っていませんか。そうしないと自分の平和が壊れる恐怖とともに。
■いつも全く話を聞いてくれない、共感してくれない両親だったとしたら。あなたは何とか自分の気持ちを分かってもらおうといつも苦心していたかもしれません。
そして、「人に説明する」「接客する」「プレゼンする」そんな仕事を苛々や切迫感を感じながらしているかもしれません。
■ちゃんとしなさい!!と、キチンとできることを強要され、そうでなければ受け入れてくれない両親だったとしたら、、。
あなたは間違う事の恐怖とともに、「正確にする技術」を、、、
■お姉ちゃんなんだから!!と、面倒見の良いしっかり者の役割を押し付けられていたら、
あなたは見てもらえない悲しさや怒りとともに「まとめ役・リーダー役」が得意になっているかもしれません。
どの例も、幼い子供にとっては
- どんなに嫌でもそうするしかない
- そうしないと生きていけない
それくらいの「恐怖・悲しみ・怒り」がある出来事です。そしてそれと同時に「これをこなせばホッできる。一瞬の安堵が得られる」という状態です。
あなたの「得意」が、こんな条件の中で身に付けた「能力」だとしたら、その「能力」や「その能力を使うべきシーン」と当時の「恐怖・悲しみ・怒り」の感覚はセットになってしまいます。
そうなると、この「能力を使うべきシーン」では、自らその仕事をしてしまうし、それと同時に「恐怖・悲しみ」も同時に湧き上がってくるので、 「不快感」「やらされ感」「苦手感」「苦痛」という何らかの【ネガティブな感覚】が湧き上がってくるのです。
やってもいいしやらなくてもいい
では、どうなったら解決でしょうか。
・【ネガティブな感覚なく得意なことができるようになる事?】
・【その仕事を自分がやらなきゃ、やりたいって思わなくなること?】
私は、「選べるようになること」だと思うんです。
身に付けた最初の理由は、「それしかなかった」「そうするしかなかった」かもしれない。でも今はその仕事に「喜びや楽しさ」を見出しているなら、素直にそれをしたらいい。
今はやりたくなくないなら、たとえ得意だとしてもそれをしなくてもいい。
その選択が自由にできる。恐怖や悲しみなどの感覚がセットじゃなければどうですか?自由に選べるのではないでしょうか。
選べるようになれたら。どうなるでしょうか。そうなれたらあなたはどうするでしょうか。
私の場合は、これを選べるようになったことで、「得意な仕事」をしている時に自分の沸き起こる「楽しい、嬉しい気持ち」を感じるようになりました。
前は「できなかったらどうしよう」「失敗したらダメ」「でも私がやらなくちゃいけない」という感覚が強すぎて、「楽しむ」ことができてなかったんですよね。できた時ちょっとだけ「安心」するけど、、、すぐにまた、怖い感覚の中で、追い詰められたように仕事をこなしていました。
もったいないよね。ずっとね。得意だったのに。笑。
自分の中にもこの感覚があって、しんどいな、、、と、今日読んでいて感じた人も、大丈夫です。この矛盾したしんどい感覚を扱うことで、どちらでも選べる本来の自分に戻ることができますよ。
「能力」と「恐怖・悲しみ・怒りの感情」の関係をほどいていく事が大切です。
それでは、今日はこの辺で~。おしまい。
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