共依存、愛着障害、毒親。「可哀想な私」の癒し方

家族連鎖
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こんにちは。
大阪の心理セラピスト、福満です。

今日は
・毒親育ち
・アダルトチルドレン
・愛着障害
・幼少期の親子の問題からのトラウマ
そこからくる「生き辛さ」を自覚しているあなたへ。
「あなたの望む解決」に繋がるように書いていきますね。

Twitterなどを見ていると、、
「そのやり方、ちょっと待って!」と気になる事も多いんです。

生きづらさの原因に気付いて向き合ったのに楽になれない?

このブログにたどり着いたかたは多かれ少なかれ「生き辛さ」を抱えているのではないでしょうか。
そして自分の
・自己肯定感の低さ
・対人恐怖
・希死念慮
・不安症

などの心の問題の多くは
「幼少期の周りの大人との関係」
「養育環境」
から来ている事に気付いている方も多いと思います。

さて、ここで質問なのですが。。
・親子共依存に気付いた
・愛着障害かもしれないと気付いた
・親との関係で傷ついたことに気付いた
・生き辛さの原因に気付いた

それらに気付いてどのくらい経ちましたか?
そしてその事についてどのように向き合ってきたでしょうか。

心理ブームを経て、生き辛さの原因を知る機会が増えているように感じます。
気付いて、解決に向けて頑張っているのに、楽になれない。改善しない。。
自分を癒そうとしているのに、うまくいかない、、。

そう感じるとしたら「癒す」方向性がズレているのかもしれません。

意識はどっちを向いている?

幼少期に適切に親から、または大人から、
・愛着
・安心感
を受け取れない環境にいた。

・親子逆転家庭
・共依存
・ネグレクト
・過干渉
・両親の不仲
・親からの無関心
・家族のバランサー

そんな幼少期が生き辛さの原因になってる場合、あなたの心はとても傷ついています。
だから「癒す」という事をしていく必要があります。

そして自分の中に「愛着」「安心感」を育てていく事が必要です。

・幼少期の辛い気持ちを人に話すなどして受け入れて貰う経験をすることもあります。
・インナーチャイルドワークなどで自分を受け入れていくというのもあります。
・リトリーブサイコセラピーの講座や心理セラピーの個人セッションもあります。

やり方は色々あるのですが、大事なのは、、
「意識のベクトル」なんです。

自分はこの生き辛さを解決したい。というベクトル。
自分の人生を大事にしたい。
自分はどうなりたいんだろう。
自分はどんな風に解決したいんだろう。

そんな成長動機「自分を癒す」と決めることが大事なんです。

自分の今と未来の為。
自分の成長の為。

そんなイメージです。

退行動機で「癒し」を求めると、、

成長動機の逆は退行動機です。

未来ではなく、、、
成長ではなく、、

過去に戻りたい―――――。
あの頃得られなかったものを
幼い私に戻って取り戻そうとするようなイメージです。


これが厄介な事に
・毒親育ち
・アダルトチルドレン
・愛着障害
・幼少期の親子の問題からのトラウマ

からの生き辛さを抱えていると退行動機の罠に陥りやすいんですね。

だってそもそも、
「満たされていない」
「貰っていない」
だから本当は欲しくて欲しく欲しくてたまらないわけです。
「愛着」「安心」が。
そんな渇望感を抱えているんです。

だから原因を知って癒そうとすればするほど
・なんでわかってくれないの!!!こんなに苦しいのに
・私を見て!!!!
・私を愛して!!!!
満たしてくれるべきだ!!!!
・愛してくれるべきだ!!!
・癒してくれるべきだ!!!!

私可哀想なんだから――。。

そうなってしまう事があるんですね。
かまってちゃんとか、被害者ポジションとか、依存とか、、言われる状態です。
自分を癒す」ではなく誰かに何とかして、しろ!の状態です。

その気持ちが出てくるくらい傷ついているし、それほど人を求めている。
、、という事に気付くという意味では良いのですが、

この「私をわかって―――――」の爆発は、幼児のそれです。

そのままこの状態を続けてしまうと、結局人が離れていき、また傷つくことになってしまいます。
そして、「ああ、やっぱり私は孤独」という感覚を募らせてしまうので、解決どころか、心の問題を強化してしまうんです。

「心の問題に気付いているのに、癒そうとしているのに解決しない」ひとは、このパターンにはまってないか?心の状態をチェックしてみて下さいね。

ニセポジティブも諦めも必要ない

最初に書いたんですが、、
Twitterで見かけるのはこんな投稿です。

「愛着障害のひとは助けてが言えないんだからそういう人がいるのもわかれ」
「毒親育ちは心の問題というハンデがあるから幸せになるのは難しい。すべて親のせいで人生希望なし」
みたいな。。

これ、退行動機を、正当化して、他人に何とかしてもらおうっていう、まさに「幼児」の状態なんですよね。

これだと「いつか素晴らしい誰かが何とかしてくれる」事がない限り解決できないですよね。

「助けてが言えないのが今の自分。」だとしたら、自分はどうなりたいんだろう。
「幸せになるには」自分はどう行動したいんだろう。

そちらに意識をむけて欲しいなと思います。




自分は退行動機で動いている。。と気づいた人もいるかもしれません。

気づいたら人に求めてしまう。。
どうしたら良いの?

と、思うかもしれません。

成長動機にしなければ。
ポジティブに前向きにしなければ!!!と焦る必要は全然ないんです。

ただ、その状態を、まずは認める事が大切です。

・誰かにこんなに貰いたいくらい、自分は「安心」「愛着」が欲しいんだという事。
・ポジティブになんて考えられないくらい本当は絶望しているっていう事。

その悲しみや傷を癒すことが、かならず解決に繋がります。
自分の事あきらめる必要はないんです。


リトリーブサイコセラピーでは、この問題も根本からサポートしますよ。

それではまたーー。

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