【一番手がかかるのは夫!】幼稚で自己中な父親と世話を焼く母親の子供への影響

家族連鎖
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今回は
・子供が大人になってからの引きこもり問題
・子供から絶縁された
・子供に嫌われている
・昔は優しい子だったのに、、なぜ、、

という悩みを抱えている家庭に本当によくあるパターンです。

このパターンの特徴として、親からすると
「なんやかんやでウチはそれなりにうまくいっていたのに、、」という人も多い事ですね。

「自己中で自己愛な旦那に手がかかるけど、子供たちは本当に素直で私を助けてくれる。
子供の方が大人だわ――。旦那?もうあきらめています。苦笑。」

…これね、笑い話ではないんですよ。

 「一番手のかかるは夫なのよね」と思っていませんか

「一番手のかかるは夫なのよね」
「ほんとーー。どっちが子供何だか。。」


これ、一見よくある話の様ですよね。

たまに遊びに行って、童心に還ってはしゃいだ夫の話、とかなら微笑ましいかもしれません。
でも、

夫の意見には従わないと拗ねる
・風呂と言えば洋服、靴下や、飲み物、、お世話しないと怒る
・子供とゲームで負けたらキレる
・子供がうるさくすると夫の機嫌が悪くなる
・ご飯は夫の希望のものじゃないと怒鳴る
・食事中にお酒を飲んで自分や子供に絡む

常に夫の機嫌を立てないと暴れる
・近所や親せきなどと揉める
・借金や問題を起こしがち

などなど、、、

本当に大変だわ、、
私だけがどうして、、と感じながらも

・理不尽でも夫を立てていたり
・子供相手のようにお世話を焼いていませんか?


家庭の中で、夫の機嫌が一番気になる。

だとしたら、これ、笑い事ではありませんよ。

夫の世話を焼く、あなたの本音

そもそも、夫婦は対等です。
これは、専業主婦だからとか、私も働いているんだからとか
そういう問題ではないんです。

対等でなく
「夫に手がかかる」「夫のお世話を理不尽なのに焼いている」「夫がルール」という場合、
この問題は
「わがままな夫」「子供みたいな夫」という父親側だけの問題ではありません


「一番手のかかるは夫なのよねーー。」
「でも離婚したいわけではないし。」
「子供もいるし。。」
「わたし無職だし、仕方ない。」
「旦那が自己愛なんですよね。。。」


そうやって

・「夫が子供だから」と相手のせいにしたり馬鹿にしたりしながら
・自らも「責任ある大人、親」ではなく、夫の支配下というある「自立していない」立場に立ち
・「男ってずるいわよね」と社会のせいにしながら


結局「夫の母親役」というポジションでお世話を焼き続ける妻という
母親側の問題もとても大きいのです。

文句を言いながらもそれを続けているのは、そのポジションにメリットがあるからです。

「夫の母親役」をやめてしまうと

・夫に嫌われるかもしれない
・孤独になるかもしれない
・離婚したら金銭面でやっていけない
・世間体が悪い
・家庭という居場所無くなる
・良い津、良い母でいられない
・自分で決めて自分の人生に責任を持たなければいけない



そんな恐怖があるんです。
文句を言いながら夫に依存しているわけです。



え?
揉めるのが面倒くさいだけ??


それでも、嫌ならやらないです。
そして、ちゃんと本人である自分が夫と向き合って解決する必要があります。
面倒くさい、といって誤魔化して逃げているのは、結局受け入れているという事です。


誤魔化しているうちに問題は、深く潜り込んでわかりにくくなり、さらに悪化していきます。
そして、この問題は、家族全体、そして子供の将来にわたって影響します。

子供と夫の揉め事を本当はどう感じていますか

「夫の母親役」というポジションをとっているあなたは

夫と子供が揉めた時、、
夫が機嫌が悪い時、、

あなたは子供にどんな気持ちを抱きますか?


「旦那の機嫌が悪くなるから泣かないで欲しい!!」
「お父さんはこどもなんだから、、、、あなたが折れてあげてよ」
「お父さん、学歴にコンプレックスがあるんだから、テストの点数自慢とかやめなさい。」
「お父さん、お酒飲んだらこうなるのわかっているでしょ!!どうしてうまくやらないの?」

「一人で生きていけないんだからお父さんに逆らわないで」
「あなたが言う事聞かないと、私が責められるのよ、、、」



そんな気持ちがあるのではないでしょうか。
もしかしたら直接子供に言っているかもしれません。

「お父さんの機嫌を悪くさせないでよ。我慢してよ。」


この本音。
これは子供の気持ちより自分の不安を消すことを優先し
「私の立場を守って」と子供をコントロールし、依存している状態です。

夫婦が向き合わない事でおこる親子の役割逆転と生き辛さ

このような状況下だと子供は自分の気持ちを大事にできません。

・自分が自分の意志を出すと家族が不安定になる
・父親の機嫌を取らないと母親が困った顔をする。
・誰も自分の気持ちを最優先にしてくれない。。


空気を読んで
自分の気持ちを殺して、、

その方が平和だ
その方が安全だ



そう学んでしまうから。


それに気持ちを言ったって、本当の意味で味方してくれる人はいないわけです。



実はこういうお家では、母親と子供が一見うまくいっているように見える場合があります。

「お母さんの気持ちをわかってくれるのはあなただけよ、、。」
「お父さんって子供よね。フフフ。」

と一心同体感の仲良し親子だったり

「お父さんは酷い!僕が守ってあげるよ」
という子供が助ける立場になったり

「いい子でいるからお父さんもお母さんも仲良くして」
と顔色を伺う良い子ちゃんだったり。。

でもこれは、
子供が犠牲になって、
子供が親の心のバランスをとって

そうやって親を何とか安心させようとしている状態です。

親子逆転、親子の役割逆転と言われるものです。

親子逆転は子供にとって、
恐怖と苦しみです。

本来、「安心、受容、安全」を貰うはずの親から
・不安を受け取り
・自分の気持ちを否定され
・恐怖の中親を何とか安心させようとする


子供は

・自己肯定感
・安心
・自分の欲求
・自分の人生

というものを犠牲にして親を守っているんです。

これではその子が大人になった時
生き辛さを感じるのは当然です。

不安や恐怖をずっと安心に変えてもらうことなく頑張ってきたわけですから

抑圧されてきた、恐怖や怒りや悲しみ、そして絶望が爆発し

・こんなに犠牲になってきた!!!!
・親のせいで自分の人生はめちゃくちゃだ!!責任取れ!!
・こんなにしたのに愛してもらえなかった!!

・自分の意志がわからない、辛い。
・何もしたくない、、

となっても何の不思議もありません。



ここで、
今まで無意識に依存していた親側は

「どうしたんだろう。あんなにいい子だったのに。。
「あんなに頑張り屋さんだったのに。。


と驚く場合が多いのです。

自分の人生だけが、自分の手で変えられる

ここまで読んでくださった方は、、、
「母親の立場」
または
「子供の立場」

の方が多いと思います。

あるいは両方かもしれませんね。
この問題は親子連鎖しやすいから。

親子逆転と連鎖についての記事↓

「親子の役割逆転、子供にさせてたわ!!!!!どうしよう!!」
というあなたの解決は、

子供の生き辛さを解消してあげる事ではありません。
そんなのはまた、自分のエゴなんです。


そもそも、この問題は
親が自分の問題、自分たち夫婦の問題に、正面から向き合えないから起こった問題です。

子供の人生に手や口を出す前に、あなたがあなたの人生に責任をとれるようになる事が必要です。

そのために「自分の中の不安」「自分の中の依存」「孤独や生きる事への恐怖」そんな自分と向き合う事がスタートです。

「親子の役割逆転、私ずっとしてきた!!親の心のお世話をしてきた!!」
という子供の立場だったあなたも親への復讐や絶縁では、生き辛さは解決しません。


あなたは沢山の
・不安
・恐怖
・怒り
・悲しみ
・絶望感


を抱えていると思います。

まずは今の悩みとその問題を整理して、
一つづつ自分の傷を癒していく事が大切です。


どんなに大好きでも
どんなに憎んでも


誰かの生き方や人生を変える事はできません。
あなたに変えられるのは、あなたの人生です。


自分の人生を生きる、その力を、思い出し、手にするために
自分の心の問題を、解決していきましょう。



それではまたーー。

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