責任感と孤独、混ざってませんか?【私は一人でできるから】

不安
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梅雨の大阪からこんにちは。大阪の心理セラピスト、福満です。

どんどん季節が変わりますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。私はですね。とにかく「こり」がひどくて、マッサージに行きましたよ。そしたら苦笑いされました。「登山でもしたんですか。。」してねーーよ。

今週はコリコリの体をほぐしたり、髪を切りに行ったり。自分のメンテナンスや、心理セラピーのお仕事、ブログや発信のお仕事。。色んなバランスを整えていきたいなと思っております。

*ところで、、

恋をすると弱くなっちゃう💛とか、、、

そんな話聞きませんか?大事な人ができると人は弱くなってしまう。 なかなかドラマチックな響きですよね。 頼る人がいると腑抜けになってダメ。…..

うんうん!!!!!

確かに「一人でやるしかない」そんなとき人って力が湧きますよね。

うんうん!

…..はい!今うなずいた人全員逮捕です。嘘。でも全員この続きを読んでくださいね。

「自分でやる!!責任を持つ」という覚悟

確かにそうなんですよね。いつも先輩に頼っていたシーンでも「頼る人がいない!」と思った時に自分の「底力」がでるという事。それはありますよ。誰かが答えをくれない、自分自身の中から答えを出すしかない!!そんな経験は、「自分自身で何とかするんだ!」という経験と、そうするしかないからこそ、ギリギリのパワーが生まれます。この経験は必要です。

でもそれは、「そもそもの安心感」を持っていればこそ、なんです。

  • 失敗しても生きていける
  • 自分は助けてもらえる存在だ
  • 何もなくても自分はここに生きていて良い

そんな根底の「生きる事」「自分の存在」への安心感があるからこそ、それでも一人で自分の力でやる!という覚悟を決めた時に、力を発揮する事が出来るし

  • マニュアルに
  • 先輩に
  • 上司に
  • 親に

頼るのではなく「自分のやり方」で成長していく事が出来るんです。「自立」ですよね。本来このように、「一人でやる覚悟」って「自立の覚悟」です。

「1人でやるしかない。できなければおしまい」という恐怖

では「そもそもの安心感」がない状態での「自分でやる。責任を持つ」というのはどういう状況だと思いますか?「そもそもの安心感がない」さっきと反対ですね。

  • 失敗したら終わり
  • 自分は助けてもらえない。失敗したら叩かれる
  • 何もできない自分は居場所なんかない

…これものすごく怖い感覚だと思いませんか。 「自分で責任を持つ」「自分でやる」そんな時に実はこの 「恐怖の感覚」を感じている人が多いんですね。先ほどとは違い「全く安心感がない」状態です。ここで出る力は「そうしなければ生きていけない恐怖」からの「底力」です。これは「自立の覚悟」ではなく「孤独の覚悟」です。

この状況にある人は「全く安心感がない」恐怖を、いわば自分で利用して、「一人で頑張れる」「自分でできる」「自分の責任は自分でとる」という、「できる自分」でいるための原動力にしています。そして「できる自分」を確認することで「束の間」その恐怖を忘れます。「束の間の安心」を得るのです。

「できなければ死ぬ」「一人でやるしかない」

それはある意味とても強力な、これ以上はないようなカンフル剤ですよね。この「恐怖」の感覚を持ちつつ「できる自分」を保っている人というのは、この「強いカンフル剤」を常用している状態です。

出来ればできるほど、「孤独」「怒り」「悲しみ」が増していく

これは効きますよ。だって出来なきゃ死ぬんだもん。だからこの恐怖を持っている人は「できる」人が多いです。でも、できてもできても、安心することはできません。だって「安心」してしまったらこの「カンフル剤」を失ってしまう事になるんです。

できることで「束の間の安心」にしているのに、できる原動力を失ってしまう。だからずっとこの「恐怖」を手放せない。。でもこれを続けることは、ずっと自分の中の「恐怖」を煽り続ける事。疲弊してしまいます。 そんなダブルバインドに陥ります。

しっかり者だった人がいきなり「恋愛依存」などで崩れていく理由

  • もうしんどい
  • どうして私だけこんなに頑張らなきゃいけないの
  • どんどん孤独になっていく気がする
  • もう自分で決めたくない!人に頼りたい!

そんな感覚が募っていきます。ほんとうはあなたもそうかもしれません。もうギリギリ、なのかも。

そしてこんな人が、恋をしたり頼る人ができた途端、冒頭のセリフを言ってしまいがち、なんです。

  • 自立より愛を選びました💛
  • 恋をすると、弱くなっちゃう
  • 守ってもらえると腑抜けになっちゃう。。。。。。。。。。。。。こまったなああ~~♡
全部背負ってね💛

ただの惚気なら良いんです。でも「恐怖」を根底に「原動力」に生きてきた人にとっては、実はこれが本音です。「孤独」で、誰にも頼らず頼れず生きてきた。その事を「自立」「責任」と思ってきていた人にとって、「安心」「愛情」は対局にあるものです。対極にあるから両立はしない。せっかく安心感を得ているのに、「自分で責任をもって何かしよう」と思うと、あの「恐怖の感覚」が出てきてしまいます。それは嫌だ、、!!!!だからいきなり、「依存」が始まってしまうんです。例えば恋愛相手に。

安心して「恐怖」という原動力をなくしたあなたにとっては、もう「自立」「自分に責任」という生き方はできない。だから全力で「安心」をくれた人に「依存」するんですね。

….そして「どっぷり依存」した恋愛がうまくいかなくなると(だって依存だから上手くいかないんだよw)「やっぱり私は孤独」という感覚を、さらに強化して、より強い「カンフル剤」が出来ていきます。より強い恐怖と共に。

責任をもつ事は孤独になる事?でも価値のある事?「は?」を紐解いていく

ここで思い出してください。

  • 失敗しても生きていける
  • 自分は助けてもらえる存在だ
  • 何もなくても自分はここに生きていて良い

この感覚は「孤独」ではないですよね。でも「依存」でもありません。この「そもそもの安心感」を自分の中持つことが出来れば、 「自分で責任を持つ」「自分でやる」 という事に、「恐怖のカンフル剤」を使うことはなくなります。

問題は、恋をすると弱くなっちゃうどうしよう!wwではなく、

あなたの中でなぜか「孤独と自立と責任」ががっつりくっついている事です。そしてそれが「安心、愛情」と対極にある事です。

これは

  • お母さんは妹で手一杯。あなたお姉ちゃんだから一人でできるよね。
  • うちはお父さんがいないんだから自分の事は自分でやりなさい。
  • これぐらいできないなんてうちの子じゃないわ。
  • 両親とも忙しいんだから、ご飯くらい一人で食べられるでしょ!!
  • 自分でやらないと、親が勝手に意見も聞かずにやってしまう
  • 両親が精神的に子供で、あなたの心までケアできなかった
  • 自分の失敗で、親や兄弟が暴力にさらされた
  • 自分の命は自分で守るしかない環境だった
  • 生活が困窮していて、親が可哀そうに見えて助けたいと思った
  • いつも家族に仲間外れにされたり利用される感覚があった

そんな環境で、身に受けやすい心のパターンです。 恐怖の「強いカンフル剤」を幼い時から使っていた、という事です。 あなた自身がどんな環境の中でその感覚を身に付けて強めていったのか。そこを紐解いて癒していく事で、この心のパターンを変えていく事が出来ます。

「孤独」と「自立」。「依存」と「繋がり」。「恐怖」と「責任感」それらがごちゃごちゃにくっついている状態。

これからどうしたいのか。 欲しいのはどっちなのか。

まずは自分に問いかけてくださいね。

それではまた=====!!

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